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遺跡発掘師は笑わない 榛名山の荒ぶる神
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遺跡発掘師は笑わない 榛名山の荒ぶる神

イラスト: 睦月 ムンク
発売日
2022年06月10日
在庫わずか
お届け予定日
翌日以降出荷
704
ISBNコード
9784041124901
レーベル
角川文庫
商品形態
文庫
サイズ
文庫判
商品寸法(横/縦/束幅)
105 × 149 × 10.4 mm
総ページ数
272ページ
無量の〈鬼の手〉に異変が!? 天才発掘師が自らの夢と運命に向き合う!
宮内庁職員の降旗から、海外で新たに起ち上げる発掘派遣事務所への移籍を打診された無量は、迷いながらも群馬の発掘現場へ赴いた。
学術調査が目的だが、依頼人は無量の〈鬼の手〉に期待し、わざわざ指名してきたのだという。

発掘現場である、榛名山の噴火で埋もれた集落遺構からは、徳川埋蔵金と思しき千両箱が出土し、大騒ぎに。
なんと中には古墳時代の埴輪が入っており、マスコミも取材に押し寄せる。
しかし無量は、宝を前にしても全く反応しない自身の右手に強い不安を覚えていた。
これほどのものが埋まっているというのに、右手は全く熱くならなかったのだ。
〈鬼の手〉を失った自分は、いったい何者なのか――。

しかも無量を狙う民間軍事会社GRMの動きも怪しく……!?
日本中を発掘する大人気歴史ミステリ、待望の新刊!

目次

序章
第一章 日本のポンペイ
第二章 〈鬼の手〉は死んだ
第三章 迦葉山の天狗
第四章 天明三年の奇跡
第五章 アズマテラスの鏡