- ISBNコード
- 9784046321770
- レーベル
- 角川つばさ文庫
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 新書判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 112 × 173 × 13.2 mm
- 総ページ数
- 224ページ
みんな、力を貸して。うちらの保健室を守りたいんだ。
「じぶんらしいすがたで生きよう」と決めた
うち・あかねと、弟のかえで。でも、
うちらを見て不思議そうにしたり、
イヤな顔をする人だって、ときどきいる。
それが現実。
そんなうちらの「安心できる場所」が、緑田小の保健室だった。
あたたかく、ときにはきびしくうちらを受けとめてくれる辻堂先生は、
うちらだけでなく、
保健室を利用する生徒みんなの、心の支えだったんだけど…。
辻堂先生が、この間から、とつぜん学校に来なくなった。
その背後には、「あの人」のカゲがあって!?
黒マスクをはずしたくない吉良くんや、
男子トイレに入れないかえでに、
「ほかの子に合わせて――『フツウ』にふるまうべきだ」
「保健室が〈居場所〉だなんて、甘えだ」
と感じているらしい、あの人が…。
もうダメだ――うちらの想いは届かない。
おとなに、かなうわけないんだ……
そんなふうに思ったとき。
――学校に、風が、吹いたんだ。
ふたごのチャレンジは、次のステップへ。
セカイへ挑むみんなへ送る、応援ストーリーです!
うち・あかねと、弟のかえで。でも、
うちらを見て不思議そうにしたり、
イヤな顔をする人だって、ときどきいる。
それが現実。
そんなうちらの「安心できる場所」が、緑田小の保健室だった。
あたたかく、ときにはきびしくうちらを受けとめてくれる辻堂先生は、
うちらだけでなく、
保健室を利用する生徒みんなの、心の支えだったんだけど…。
辻堂先生が、この間から、とつぜん学校に来なくなった。
その背後には、「あの人」のカゲがあって!?
黒マスクをはずしたくない吉良くんや、
男子トイレに入れないかえでに、
「ほかの子に合わせて――『フツウ』にふるまうべきだ」
「保健室が〈居場所〉だなんて、甘えだ」
と感じているらしい、あの人が…。
もうダメだ――うちらの想いは届かない。
おとなに、かなうわけないんだ……
そんなふうに思ったとき。
――学校に、風が、吹いたんだ。
ふたごのチャレンジは、次のステップへ。
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