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君となら全部の願いが叶う気がした。涙と衝撃の結末に必ず読み返したくなる
〜恋する資格も、夢見る意味も、ないですか?〜中学卒業後、入院していたすみれは、余命10年であることを知る。
絶望するなか、誰かの見舞いに来ている同い年くらいの男の子の存在が気になっていた。
退院し高校に入学、教室に入ると、なんとその男の子「潤」がいた。
彼は無口でクールだが頼りがいがあり魅かれていく。すみれは明るくふるまい、「死」の不安を誤魔化していたが、潤だけが寄り添ってくれた。
しかし、潤が病院に通っていた理由を聞いても、頑なに教えてくれない。彼が背負っている真実とは――。
10年後、もしもきみの隣にいられたら……
●目次●
プロローグ
第一章 朝焼けに目を細めて
第二章 夕焼け色に染まる空
第三章 五月雨の憂うつ
第四章 飛行機雲に乗れたなら
第五章 太陽に君を映して
第六章 二人の空が重なる時
エピローグ
著訳者プロフィール
息抜きは美味しいものを食べること。
娘の笑顔に癒やされながら、すき間時間を利用して執筆業をしている。
『また、キミに逢えたなら。』で第9回日本ケータイ小説大賞の大賞を受賞しデビュー。
その他『もしも明日があるのなら、君に好きだと伝えたかった。』
『100日後、きみのいない春が来る。』など、著作多数。