憧れの作家は人間じゃありませんでした4

憧れの作家は人間じゃありませんでした4

726円(税込)
発売日2023年04月24日

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  • ISBN コード : 9784041129500
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 288ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.8 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

5年の時を経て完結!吸血鬼作家×新米編集者、1冊の本と運命をめぐる物語

編集者の瀬名あさひが担当するのは吸血鬼作家・御崎禅。
彼の処女作『輪舞曲』を読んでから、あさひはずっとずっと御崎禅の大ファンなのだ。
御崎は警視庁異質事件捜査係の協力者として人外の存在が起こした事件に関わっているが、危険な目にばかり遭っており、あさひは気が気でない。
しかも近ごろ頻繁に、『輪舞曲』にそっくりな夢を見る。朝起きると、頬が涙で濡れていることもある――。

そんなある日、御崎禅に自らの血を与え、彼を吸血鬼にした『母』・シルヴィアがアメリカから来日する。
何故か彼女の観光に付き合わされるあさひだが、やがて彼が吸血鬼になった経緯と『母』が背負う罪を知ることに――。

運命の歯車は廻り、やがて「輪舞曲」を紡ぐ。
必読! 必涙! 5年越しに刊行、人気シリーズ感動の完結巻!


イラスト/スカイエマ

著訳者プロフィール

●澤村 御影:神奈川県横浜市出身、在住。2016年に『憧れの作家は人間じゃありませんでした』で第2回角川文庫キャラクター小説大賞《大賞》を満場一致で受賞し、デビュー。同作はシリーズ化され1〜3巻を数える。21年夏、「准教授・高槻彰良の推察」シリーズが実写ドラマ化され話題に。キャラクター文芸界再注目の作家。

目次

第一章 吸血鬼審問会――映画館で寝落ちしないために――
第二章 『母』来訪――そうして彼は人ではなくなったのです――
第三章 吸血鬼事件――時を止めてまで得たものとは――
【extra】夜明けに出会う
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