KADOKAWA Group

カドスト

今昔奈良物語集
シェアする:
X Facebook

今昔奈良物語集

発売日
2022年12月21日
在庫有り
お届け予定日
翌日以降出荷
1,595
ISBNコード
9784041131121
商品形態
一般書
サイズ
四六判
商品寸法(横/縦/束幅)
128 × 188 × 17.0 mm
総ページ数
192ページ
ガチの昔。竹取の翁といふ陽キャありけり――抱腹絶倒の文学パロディ集!
黒須は激怒した。必ず、かの邪知暴虐のぼったくりバーを除かねばならぬと決意した――。大和八木の実家に暮らす独身無職の黒須は、大阪に住む悪友・瀬川を訪ねる。久しぶりの再会を喜ぶ二人は、一晩飲み明かそうと宗右衛門町のキャバクラへ。しかしそこは法外な値段設定のぼったくりバーだった! 手持ちが足らない黒須は、瀬川を人質として店に残し、奈良の実家へ現金を取りに戻るため走り出す。(「走れ黒須」)ほか全11篇。

目次

走れ黒須(太宰治『走れメロス』)
奈良島太郎(『浦島太郎』)
二十歳(菊池寛『形』)
ファンキー竹取物語(『竹取物語』)
大和の桜の満開の下(坂口安吾『桜の森の満開の下』)
古都路(夏目漱石『こころ』)
三文の徳(芥川龍之介『薮の中』)
若草山月記(中島敦『山月記』)
どん銀行員(新美南吉『ごんぎつね』)
うみなし(宮澤賢治『やまなし』)
耳成浩一の話(小泉八雲『耳無芳一の話』)