僕たちの月曜日

僕たちの月曜日

著者: 小山 健
編者: 吉田 大助
880円(税込)
発売日2023年01月24日

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  • ISBN コード : 9784041132197
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 320ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 12.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

別に出世なんてしたくない。自分の「働き方」を探すためのアンソロジー。

局のエースアナウンサー、研修中の医者の卵、冴えないテレビマン、子育てしながら新しい仕事を探す主夫、同僚とのささやかな会話を楽しむ編集者。仕事とプライベートの両立に悩むそれぞれの男性の働き方を描いた、マンガを含む短編5作品を収録。
バリバリ働いて出世を目指すか、自分の時間を大事にするか、本当にどちらかを選ぶことしかできないのだろうか。
今を時めく作家陣による、自分の「働き方」を探すためのアンソロジー。

著訳者プロフィール

●彩瀬 まる:1986年千葉県生まれ。2010年「花に眩む」で「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞しデビュー。16年『やがて海へと届く』で野間文芸新人賞候補、17年『くちなし』で直木賞候補、19年『森があふれる』で織田作之助賞候補に。著書に『あのひとは蜘蛛を潰せない』『骨を彩る』『川のほとりで羽化するぼくら』『新しい星』『かんむり』など。
●一穂 ミチ:2007年作家デビュー。以後主にBL作品を執筆。「イエスかノーか半分か」シリーズは20年にアニメ映画化もされている。21年、一般文芸初の単行本『スモールワールズ』が直木賞候補、山田風太郎賞候補に。同書収録の短編「ピクニック」は日本推理作家協会賞短編部門候補になる。著書に『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』『光のとこにいてね』など。
●小山 健:マンガ家・イラストレーター。会社員時代に趣味でブログに描いたマンガ『手足をのばしてパタパタする』(KADOKAWA)をきっかけに様々なメディアで活躍。17年、お父さん目線の育児コミック『お父さんクエスト』(ポプラ社)が大きな話題となる.19年『生理ちゃん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞、同作は実写映画化もされた。

●夏川 草介:11978年大阪府生まれ。信州大学医学部卒業。長野県にて地域医療に従事。2009年『神様のカルテ』で第10回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。同作は10年に本屋大賞第2位となり、11年には映画化もされた。著書に『神様のカルテ2』『神様のカルテ3』『神様のカルテ0』『新章 神様のカルテ』『本を守ろうとする猫の話』『始まりの木』『臨床の砦』『レッドゾーン』など。
●古市 憲寿:1985年東京都生まれ。社会学者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。2011年に若者の生態を的確に描いた『絶望の国の幸福な若者たち』で注目され、メディアでも活躍。18年に小説『平成くん、さようなら』で芥川賞候補となる。19年『百の夜は跳ねて』で再び芥川賞候補に。著書に『奈落』『アスク・ミー・ホワイ』『ヒノマル』など。
●吉田 大助:1977年、埼玉県本庄市生まれ。 「小説新潮」「小説 野性時代」「STORY BOX」「ダ・ヴィンチ」「小説現代」「週刊文春WOMAN」など、雑誌メディアを中心に、書評や作家インタビュー、対談構成等を行う。Twitter(@readabookreview)で書評情報を発信。

目次

ダリア・ダイアリー (夏川草介『勿忘草の咲く町で 安曇野診療記』(角川文庫)所収)
泥舟のモラトリアム (一穂ミチ『砂嵐に星屑』(幻冬舎)所収)
彼は本当は優しい (古市憲寿『文學界』2018年4月号(文藝春秋)所収)
わたれない (彩瀬まる『川のほとりで羽化するぼくら』(KADOKAWA)所収)
osaka.sora (小山健『osaka.sora』(キノブックス)より一部を掲載) 

解説 吉田大助
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