カラス殺人事件

カラス殺人事件

著: サラ・ヤーウッド・ラヴェット
訳: 法村 里絵
2,200円(税込)
発売日2023年11月24日

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  • ISBN コード : 9784041133064
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 512ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 18.8 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

博士なくして謎は解けない。英国で18.6万部!先の見えない超絶ミステリ

生物学者ネル。博士の知識なくして、この謎は解けない。
英国でシリーズ累計18.6万部突破!
英国Amazon高評価3500件以上 (2023年10月現在)
田舎町の奇怪な殺人事件に美人学者が挑む。生き物トリビア満載の超絶ミステリ!
解説・大矢博子

ネル・ワード博士の専門は生態学。断じて殺人ではない。しかし英国の田舎町の荘園領主ソフィ・クロウズが殺され、事態は一変。現場で動植物の調査をしていたネルは第一容疑者になる。ジェームズ刑事からの疑いを晴らすために、同僚のアダムとともに生き物の専門知識を駆使して真犯人に迫るが…。これは何年も前から仕組まれてきた罠なのか? サスペンスフルでキュートで知的。先が見えない超絶コージーミステリ。

「著者自身が生態学者なのだが、その専門知識の描写が謎解きにかかわってくるくだりは本書の大きな読みどころだ。また人間模様の面白さもある。同僚のアダムといい感じのネルだが、そこへ現れたのが刑事のジェームズだ。ジェームズはネルに一目惚れするが、同時に彼女を疑わなくてはならない。そしていよいよネルが逮捕かとなったとき──ここで「えっ」と声が出てしまうほどの意外な事実がわかる。人は人をどこで判断するか、という大きなテーマがこの物語には隠されている。コージーにしてサスペンスフル、知的にしてロマンティックな一冊なのだ。」――大矢博子(書評家)解説より

著訳者プロフィール

●サラ・ヤーウッド・ラヴェット:16年間生態学者として動物(および人間)の夜行性を研究した後、殺人に興味を抱くようになった異色のミステリー作家。動物の研究をするため、イギリス全土および世界中で現地調査している。博士課程では、絶滅したと思われていた動物プランクトンの種(ルビ;しゆ)を再発見し、その記録はロンドンの自然史博物館に保管された。
●法村 里絵:1957年東京生まれ。女子美術短期大学卒。翻訳家。主な訳書に、ハイド『ペイ・フォワード』(角川文庫)、ゴールズワージー『林檎の樹』(新潮文庫)、ウォー『生まれながらの犠牲者』(創元推理文庫)などがある。

目次

カラス殺人事件
謝辞
解説 大矢博子
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