彼女が探偵でなければ

NEW out_of_stock 予約商品

彼女が探偵でなければ

著者: 逸木 裕
1,980円(税込)
発売日2024年09月28日
ほしいものリストに追加
※本商品は他商品との買い合わせは不可の商品です。
他の商品と同時に購入することはできませんので、ご了承ください。

利用可能なお支払方法

クレジット(3Dセキュア) 代引き コンビニ atone キャリア 楽天Edy モバイルSuica Amazon Pay
  • ISBN コード : 9784041134771
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 336ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 20.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

こうなることを知っていたら、わたしは探偵をやめていただろうか。

森田みどりは、高校時代に探偵の真似事をして以来、人の〈本性〉を暴くことに執着して生きてきた。気づけば二児の母となり、探偵社では部下を育てる立場に。時計職人の父を亡くした少年(「時の子」)、千里眼を持つという少年(「縞馬のコード」)、父を殺す計画をノートに綴る少年(「陸橋の向こう側」)。〈子どもたち〉をめぐる謎にのめり込むうちに彼女は、真実に囚われて人を傷つけてきた自らの探偵人生と向き合っていく。謎解きが生んだ犠牲に光は差すのか。痛切で美しい全5編。

著訳者プロフィール

●逸木 裕:1980年東京都生まれ。学習院大学法学部法学科卒。2016年『虹を待つ彼女』で第36回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー。22年『五つの季節に探偵は』収録の短編「スケーターズ・ワルツ」で第75回日本推理作家協会賞〈短編部門〉受賞。他の著書に『少女は夜を綴らない』『星空の16進数』『空想クラブ』『祝祭の子』など。

目次

時の子
縞馬のコード
陸橋の向こう側
太陽は引き裂かれて
探偵の子
最近チェックした商品