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皇帝の薬膳妃 青龍の姫と蝋梅の呪い
皇帝の薬膳妃 青龍の姫と蝋梅の呪い
皇帝の薬膳妃 青龍の姫と蝋梅の呪い
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皇帝の薬膳妃 青龍の姫と蝋梅の呪い

発売日
2023年02月24日
在庫有り
お届け予定日
翌日以降出荷
704
ISBNコード
9784041135211
レーベル
角川文庫
商品形態
文庫
サイズ
文庫判
商品寸法(横/縦/束幅)
105 × 149 × 9.8 mm
総ページ数
240ページ
本当に大事なものを、見つけたい。壮大な王宮アジアンファンタジー!
相変わらず、薬膳師と妃の二重生活を送る董胡。周囲にばれないかとひやひやの毎日だ。
年明けて元日、友人である朱雀の后・朱璃と一緒に輿の中でくつろいでいたところ、ライバルである青龍の宮から使いが。聞けば青龍の第一后・翠蓮姫が病気を患っているのだという。
董胡は正体がばれることを恐れつつ、医師としての強い思いから診療のため青龍の宮へ赴いた。
そこで見たのは、喉に何かが詰まり息ができないと訴えながら、苦しそうに発作を起こす姫の姿。
董胡は医薬院での経験をもとに、まずは発作を抑えることに成功するが、原因はまったくわからない。
しかも、普段翠蓮姫が処方されて飲んでいるという薬は、董胡からすればあり得ないほどひどい処方だった。
侍女や侍医は、皆口々に「黒蝋妃の呪い」のせいだと恐れる。青龍の美姫ほど、この呪いにかかり、病みがちになるのだという。
しかし姫の身体からは、はっきりと臓腑の弱りを示す色が放たれていた。董胡は姫の病気の原因を探ろうと行動を起こすが――。

一方、皇帝・黎司は、新年を寿ぐ祈祷のさなか、「先読み」の神託を受ける。
道鏡にうつったのは、玄武公の長男・尊武によってどこかへ連れ去られる董胡の姿だった。
言いようのない不安を覚える黎司だったが――。

皇帝・黎司を追い落とそうとする玄武一族の動きも不穏になり、伍尭國に嵐が吹き始める!? 
本当に大事なものを、この目でしっかりと見つけたい。
華麗にして壮大な王宮ファンタジー、波瀾の第4弾!


イラスト/名司生

目次


一、黒蝋妃の呪い
二、鼓濤と朱璃
三、黎司と尊武
四、黎司の贈り物
五、過年祓(かねんばらい)の儀
六、国民参賀の儀
七、翠蓮姫の病
八、年菜祝い膳
九、薬庫の会合
十、病の原因
十一、蛟龍(こうりゅう)の卵
十二、若君の来訪