KADOKAWA Group

カドスト

後宮食医の薬膳帖 廃姫は毒を喰らいて薬となす
後宮食医の薬膳帖 廃姫は毒を喰らいて薬となす
後宮食医の薬膳帖 廃姫は毒を喰らいて薬となす
シェアする:
X Facebook

後宮食医の薬膳帖 廃姫は毒を喰らいて薬となす

発売日
2023年07月24日
在庫有り
お届け予定日
翌日以降出荷
770
ISBNコード
9784049149838
レーベル
メディアワークス文庫
商品形態
文庫
サイズ
文庫判
商品寸法(横/縦/束幅)
105 × 149 × 12 mm
総ページ数
320ページ
この食医に、解けない毒はない――。毒香る中華後宮ファンタジー、開幕!
暴虐な先帝の死後、帝国・剋の後宮は毒疫に覆われた。毒疫を唯一治療できるのは、特別な食医・慧玲。あらゆる毒を解す白澤一族最後の末裔であり、先帝の廃姫だった。
処刑を免れる代わりに、慧玲は後宮食医として、貴妃達の治療を命じられる。鱗が生える側妃、脚に梅の花が咲く妃嬪……先帝の呪いと恐れられ、典医さえも匙を投げる奇病を次々と治していき――。
だが、謎めいた美貌の風水師・鴆との出会いから、慧玲は不審な最期を遂げた父の死の真相に迫ることに。

◆◆◆登場人物◆◆◆

【慧玲(フェイリン)】
暴虐を尽くした先帝の廃姫であり、毒を熟知する白澤一族の叡智を受け継ぐ最後の末裔。助命と引き換えに、皇帝から毒疫の治療を命じられる。

【鴆(ヂェン)】
怪しげな翳をもつ美貌の青年。宮廷で活躍する風水師だが、その正体は毒を操る暗殺者。毒の効かない慧玲を気に入り、なにかと揺さぶりをかけてくる。

目次

序 
第一章 梅薫姫と満漢全席
第二章 炎華の后とアボカド乳酪 
第三章 罪から出た錆とカリー