- ISBNコード
- 9784041137697
- レーベル
- 角川文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 12.6 mm
- 総ページ数
- 352ページ
新たな警察小説のシリーズが誕生した!刮目せよ、刑事たちの執念の捜査を!
15年前、ひとりの少女が突如失踪した。彼女の行方を追い続けていた町田署の水谷早苗巡査は病に倒れ、帰らぬ人となった。事件当時、水谷と同僚だった香田警部は、彼女の葬儀に際し、「遺体なき殺人事件」を専任とする警視庁の信楽京介に、再捜査の協力を願い出るのだった。一方、中央新聞の藤瀬祐里は、信楽が秘密裏に追う事件に迫ろうとしていた──。それぞれの想いと信念が、凍り付いた時を再び動かす。書き下ろし警察小説。
目次
登場人物
森内 洸……警視庁捜査一課所属。二係捜査担当刑事。野方署から二係に異動してきた。
信楽京介……警視庁捜査一課所属。二係捜査のベテラン。巡査部長。
香田繁樹……東村山署刑事課長。かつて信楽の元で二係捜査に4年従事していた。
水谷早苗……元町田署生活安全課の警察官。行方不明の清里千尋をずっと捜していた。
菊池和雄……香田の義父。元神奈川県警相模原南署の署長。
藤瀬祐里……中央新聞の記者。捜査一課担当。(『ミッドナイト・ジャーナル』に登場)
向田瑠璃……中央新聞の記者。調査報道班所属。(『不屈の記者』に登場)
清里千尋……高校3年生。水谷が更正させたが、突如行方不明になる。