- ISBNコード
- 9784040824802
- レーベル
- 角川新書
- 商品形態
- 新書
- サイズ
- 新書判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 108 × 173 × 11.8 mm
- 総ページ数
- 240ページ
軍拡に舵を切るこの国で、私たちの生活はどう変わる?
5年で43兆円の防衛費増、敵基地攻撃能力の保有……周辺諸国の脅威が声高に叫ばれる中、専守防衛という国の在り方は大転換した。本当に平和に資するのか。防衛問題を追い続けてきた著者による最新レポート。
目次
第一章 武器輸出解禁からの10年
戦後初めての、殺傷能力のある武器の輸出
「兵器を輸出して金を稼ぐほど落ちぶれてはいない」
唯一の例外、弾薬の輸出
進められた武器政策と突然の研究終了
国産の武器が初めて国外へ
武器輸出三原則の拡大解釈
市民からの抵抗の動き
第二章 安保三文書の衝撃――輸出範囲がなし崩し的に拡大
初めて明記された「敵基地攻撃能力の保有」
アメリカ側の意図
計画が指示する武器の高性能化
急拡大する防衛費
失われた歯止め
決定過程はブラックボックス
協議も議事録もブラックボックス
防衛産業に携わる人たちの思い
ロシアのウクライナ侵攻をめぐって
砲弾に必要な火薬を輸出、そして榴弾砲も…
アメリカのダブルスタンダードを黙認
次々と拡大する運用指針
完成品輸出の背景
官房長官会見の変化
殺傷能力兵器の戦闘機輸出解禁
公明党の変節
もっともらしい山口氏の評価
第三章 防衛産業の拡大を後押しするメディア
防衛産業を国策へと働きかける新聞社顧問
突然設けられた有識者会議
海外からミサイル購入を訴えた新聞社社長
武器を爆買いさせられている
「国力を結集し防衛体制強めよ」
メディアが作り出す流れ
朝日新聞の元主筆が訴える国力以上の防衛力
権力と一体化する記者
朝日新聞の別次元の転換
テレビを励ます市民グループ
取材者が私一人の記者会見
第四章 要塞化が進む南の島々
休暇で沖縄、そして与那国へ
美しく生物多様性に富む島が
「島そのものが空母である」
ミサイル基地がある島に住む人々
硫黄島の遺骨は放置されたまま
裏で糸を引くのはだれなのか
有事を想定した様々な施策
いつでも一線(一戦?)を交える覚悟を
宮古島を訪ねて
保管庫と明言していたのに
謝罪に追い込まれた防衛相
議員への誹謗中傷
アメリカの国防戦略と一致する自衛隊の配備
進む基地の共同使用
シンクタンクの正体は
第五章 瀬戸際のアカデミア
現れた秘書官
学術会議を改革したい理由
学術の成果は人類共有の財産、軍事研究とは正反対
山極元総長との邂逅
改正案提出をめぐる駆け引き
政府の御用機関
あってもなくても同じ会議に
あの手この手での介入
「稼げる大学」に資金を投じる
総仕上げはアカデミアの掌握
第六章 記者として、そして一人の人として
数年ぶりの再会
活動家と揶揄される
ターゲットを定める
メンバーたちに励まされて
戦後初めての、殺傷能力のある武器の輸出
「兵器を輸出して金を稼ぐほど落ちぶれてはいない」
唯一の例外、弾薬の輸出
進められた武器政策と突然の研究終了
国産の武器が初めて国外へ
武器輸出三原則の拡大解釈
市民からの抵抗の動き
第二章 安保三文書の衝撃――輸出範囲がなし崩し的に拡大
初めて明記された「敵基地攻撃能力の保有」
アメリカ側の意図
計画が指示する武器の高性能化
急拡大する防衛費
失われた歯止め
決定過程はブラックボックス
協議も議事録もブラックボックス
防衛産業に携わる人たちの思い
ロシアのウクライナ侵攻をめぐって
砲弾に必要な火薬を輸出、そして榴弾砲も…
アメリカのダブルスタンダードを黙認
次々と拡大する運用指針
完成品輸出の背景
官房長官会見の変化
殺傷能力兵器の戦闘機輸出解禁
公明党の変節
もっともらしい山口氏の評価
第三章 防衛産業の拡大を後押しするメディア
防衛産業を国策へと働きかける新聞社顧問
突然設けられた有識者会議
海外からミサイル購入を訴えた新聞社社長
武器を爆買いさせられている
「国力を結集し防衛体制強めよ」
メディアが作り出す流れ
朝日新聞の元主筆が訴える国力以上の防衛力
権力と一体化する記者
朝日新聞の別次元の転換
テレビを励ます市民グループ
取材者が私一人の記者会見
第四章 要塞化が進む南の島々
休暇で沖縄、そして与那国へ
美しく生物多様性に富む島が
「島そのものが空母である」
ミサイル基地がある島に住む人々
硫黄島の遺骨は放置されたまま
裏で糸を引くのはだれなのか
有事を想定した様々な施策
いつでも一線(一戦?)を交える覚悟を
宮古島を訪ねて
保管庫と明言していたのに
謝罪に追い込まれた防衛相
議員への誹謗中傷
アメリカの国防戦略と一致する自衛隊の配備
進む基地の共同使用
シンクタンクの正体は
第五章 瀬戸際のアカデミア
現れた秘書官
学術会議を改革したい理由
学術の成果は人類共有の財産、軍事研究とは正反対
山極元総長との邂逅
改正案提出をめぐる駆け引き
政府の御用機関
あってもなくても同じ会議に
あの手この手での介入
「稼げる大学」に資金を投じる
総仕上げはアカデミアの掌握
第六章 記者として、そして一人の人として
数年ぶりの再会
活動家と揶揄される
ターゲットを定める
メンバーたちに励まされて