- ISBNコード
- 9784041140796
- レーベル
- 角川文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 11.4 mm
- 総ページ数
- 304ページ
答えはない。意味もない。 民俗学は死に向かっている学問だ。
フィールドワークで災難や殺人事件に遭遇する民俗学者が存在するのか? 蓮杖那智の助手・内藤三國は、毎度の無理難題、考察に翻弄され疲弊する日々。東北地方の山奥に佇む石仏の真の目的。死と破壊の神が変貌を繰り返すに至る理由。海幸彦・山幸彦の伝説と死者の胃の中の曲玉の関係。即身仏がなぜ塞の神として祀られたのかを巡る謎。孤高の民俗学者が奇妙な事件に挑む5篇を収録。連作短篇の名手が放つ本格民俗学ミステリ!
目次
目次
秘供養【ひくよう】
大黒闇【だいこくやみ】
死満瓊【しのみつるたま】
触身仏【しょくしんぶつ】
御蔭講【おかげこう】
解説 法月綸太郎
秘供養【ひくよう】
大黒闇【だいこくやみ】
死満瓊【しのみつるたま】
触身仏【しょくしんぶつ】
御蔭講【おかげこう】
解説 法月綸太郎