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「生きている人間って、だいたい退屈」独立独歩の最強令嬢ジャンヌ、登場
「生きている人間って、だいたい退屈」彼女の名前はジャンヌ・クーロン。独立独歩の最強令嬢、登場
伯爵令嬢のジャンヌは霊が見える。
さらに歯に衣着せぬ物言いを母親に疎まれ、十歳から修道院に入れられていた。
月日は流れ十六歳のある日、女伯爵である姉マリーズから帰宅を促す手紙が届く。
クーロン家でジャンヌを待っていたのは、大量に生き霊を憑けたマリーズと、伯爵家存続のための意に沿わない結婚の話だった。
ジャンヌはマリーズに「生き霊を払ったら結婚の話をなしにする」という交換条件を持ちかける。
そこで明らかになったのは、マリーズのとんでもない裏の顔で――。
霊を蹴散らし従える令嬢ジャンヌのホーンテッドコメディ、開幕!
目次
第一章 生きている人間って、だいたい退屈。
第二章 では的確な言葉を使うオーガスティン、行くわよ。
第三章 その好奇心の矛先に違いはあれど、彼女たちはクーロン家の姉妹なのだ。