- ISBNコード
- 9784041147238
- レーベル
- 角川ホラー文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 13.2 mm
- 総ページ数
- 352ページ
その怪談を耳にしてはいけない――。最恐の怪異譚が、現実を侵食する。
作家・三津田信三のもとに、旧知の編集者・三間坂秋蔵から、あるノートが持ち込まれる。ノートに綴られていたのは、怪奇を愛した三間坂の祖父・萬蔵が記したと思われる怪異の記録だった。読むことで障りがあるかもしれないと思いつつノートに目を通した三津田は戦慄した――その理由は、本書を読んで確かめてみてほしい。本書には萬蔵のノートの一部と、読後に起きた出来事がまとめられている。今回は残念ながら、先行作品のごとく「終章」における謎解きも解釈も一切ない。「この一冊が、先生最後の著作になる。そういう懼れに私はいま囚われています」と、三間坂は震撼している。もしかしたらそうかもしれない。もちろん途中で止める自由が読者にはある。
目次
目次
序 章
記録「三間坂萬造のノート」より
幕 間
体験「三間坂萬造のノート」より
終 章
主な参考文献
解 説 澤村伊智
序 章
記録「三間坂萬造のノート」より
幕 間
体験「三間坂萬造のノート」より
終 章
主な参考文献
解 説 澤村伊智