- ISBNコード
- 9784041148631
- レーベル
- 角川文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 11.4 mm
- 総ページ数
- 304ページ
夜空に浮かぶ月と、きみの言葉がわたしの心を照らしだしてくれた――。
感受性が強い高校生2年生の望には、自分らしくいられる居場所がどこにもない。学校でも友人に合わせることがしんどくなってきて、家では母が再婚に向けて準備をしており、自分の希望ばかりを押し付けてくるように感じている。友情も、家族の愛も、永遠に変わらないものなんてないんだと諦める気持ちと、消えてしまいたいと願う彼女が夜の川辺で出会ったのは、ひとなつっこくてよく笑う、同じ歳の朔だった。前向きで、サッカーが大好きで、いつも望に寄り添ってくれる朔。名前しか知らない彼と話すうち、初めて望は自分の居場所を見つけた気持ちになる。しかし朔にはある秘密があった――。
目次
目次
第一章 新月
第二章 三日月
第三章 上弦
第四章 満月
第五章 下弦
第六章 晦日
第七章 日進月歩
エピローグ
あとがき
第一章 新月
第二章 三日月
第三章 上弦
第四章 満月
第五章 下弦
第六章 晦日
第七章 日進月歩
エピローグ
あとがき