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夜空に浮かぶ月と、きみの言葉がわたしの心を照らしだしてくれた――。
感受性が強い高校生2年生の望には、自分らしくいられる居場所がどこにもない。学校でも友人に合わせることがしんどくなってきて、家では母が再婚に向けて準備をしており、自分の希望ばかりを押し付けてくるように感じている。友情も、家族の愛も、永遠に変わらないものなんてないんだと諦める気持ちと、消えてしまいたいと願う彼女が夜の川辺で出会ったのは、ひとなつっこくてよく笑う、同じ歳の朔だった。前向きで、サッカーが大好きで、いつも望に寄り添ってくれる朔。名前しか知らない彼と話すうち、初めて望は自分の居場所を見つけた気持ちになる。しかし朔にはある秘密があった――。著訳者プロフィール
目次
第一章 新月
第二章 三日月
第三章 上弦
第四章 満月
第五章 下弦
第六章 晦日
第七章 日進月歩
エピローグ
あとがき