- ISBNコード
- 9784041150313
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 128 × 188 × 20.0 mm
- 総ページ数
- 272ページ
たとえ神に見放されたとしても、科学は彼を裏切らない
科捜研トップと言われる鑑定技術力と幅広い知識、そして、信じられないほどの愛想のなさで警察内部でも有名人の土門誠。科学鑑定に並々ならぬ熱意を捧げ、「科捜研の最後の砦」と呼ばれる土門は、遺体や現場に残された、少しの違和感も見過ごさない。そこに隠されているのがどれほど残酷な事実だったとしても、土門は必ず真実を追究する――。
『楽園の犬』『われは熊楠』など、次々と話題作を刊行し続ける気鋭の作家が描く、鑑定ミステリ。
『楽園の犬』『われは熊楠』など、次々と話題作を刊行し続ける気鋭の作家が描く、鑑定ミステリ。
目次
「罪の花」
科警研の尾藤宏香のもとに持ち込まれた依頼は、山中に数か所に分けてバラバラに埋められた、謎の白骨遺体の鑑定。遺体発見現場を検証した科捜研の若きエース、土門誠との話す中で、遺体について衝撃の仮説が導かれる。
「路側帯の亡霊」
泥酔した大学生三人が起こした、深夜の飲酒運転による交通事故。土門は発見したガードレールの破損状況をきっかけに、事件の全貌と、三人の本当の関係を明らかにしていく。
「見えない毒」
正体不明の粉末の解析のため、東洋工業大学のキャンパスへ訪れた土門。大学講師の菅野と共に解析を進める中で、キャンパスで起こったもう一つの事件が明らかになる。
「神は殺さない」
死因不明の遺体の鑑定依頼が、科捜研から科警研の尾藤のもとへと持ち込まれてきた。科捜研で死因究明を担当者していたのは、いつになく冷静さを欠いた土門だった。土門が動揺する理由、そして二人が担当した事件の真相とは。
科警研の尾藤宏香のもとに持ち込まれた依頼は、山中に数か所に分けてバラバラに埋められた、謎の白骨遺体の鑑定。遺体発見現場を検証した科捜研の若きエース、土門誠との話す中で、遺体について衝撃の仮説が導かれる。
「路側帯の亡霊」
泥酔した大学生三人が起こした、深夜の飲酒運転による交通事故。土門は発見したガードレールの破損状況をきっかけに、事件の全貌と、三人の本当の関係を明らかにしていく。
「見えない毒」
正体不明の粉末の解析のため、東洋工業大学のキャンパスへ訪れた土門。大学講師の菅野と共に解析を進める中で、キャンパスで起こったもう一つの事件が明らかになる。
「神は殺さない」
死因不明の遺体の鑑定依頼が、科捜研から科警研の尾藤のもとへと持ち込まれてきた。科捜研で死因究明を担当者していたのは、いつになく冷静さを欠いた土門だった。土門が動揺する理由、そして二人が担当した事件の真相とは。