飽くなき地景

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飽くなき地景

著者: 荻堂 顕
2,145円(税込)
発売日2024年10月02日

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  • ISBN コード : 9784041150672
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 384ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 22.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

痛みを忘れ変貌する巨大都市で、一振りの刀が巻き起こす美と血のノワール

土地開発と不動産事業で成り上がった昭和の旧華族、烏丸家。その嫡男として生まれた治道は、多数のビルを建て、東京の景観を変えていく家業に興味が持てず、祖父の誠一郎が所有する宝刀、一族の守り神でもある粟田口久国の「無銘」の美しさに幼いころから魅せられていた。家に伝わる宝を守り、文化に関わる仕事をしたいと志す治道だったが、祖父の死後、事業を推し進める父・道隆により、「無銘」が渋谷を根城にする愚連隊の手に渡ってしまう。治道は刀を取り戻すため、ある無謀な計画を実行に移すのだが……。やがて、オリンピック、高度経済成長と時代が進み、東京の景色が変貌するなか、その裏側で「無銘」にまつわる事件が巻き起こる。刀に隠された一族の秘密と愛憎を描く美と血のノワール。

著訳者プロフィール

●荻堂 顕:1994年3月25日生まれ。東京都世田谷区成城出身。早稲田大学文化構想学部卒業後、様々な職業を経験する傍ら執筆活動を続ける。2020年、「擬傷の鳥はつかまらない」で第7回新潮ミステリー大賞を受賞。2021年1月、新潮社から同作を刊行し、デビュー。
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