帝都の鬼は桜を恋う

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帝都の鬼は桜を恋う

イラスト: 桜花 舞
770円(税込)
発売日2024年09月24日

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  • ISBN コード : 9784041152409
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 288ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.8 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

美しき鬼との、許されない運命の恋。心とろける明治あやかしファンタジー!

古来より、異能を持つ美しき“鬼”が存在する日本。彼らは人間と同じ見た目ながら容姿端麗で、あやかしたちを従えて幕府を陰から支えていた。
だが時は移り、新たに権力を握った明治政府は彼らの力を恐れ、陰陽師に鬼やあやかしを狩り尽くすよう命じ、両者は敵対していた――。

駆け出し陰陽師の桜羽(おとは)は、幼い頃に赤髪の少年の鬼に母親を殺され、それ以前の記憶を失っていた。
身寄りを失った桜羽を引き取り育ててくれた陰陽寮の長官・月影冬真(つきかげ とうま)への恩返しと、鬼への復讐を誓って任務に励んでいたある日、鬼らしき女を追った先で、桜羽は美しい鬼の頭領・焔良(ほむら)に捕まり、彼の邸に軟禁されてしまう。
燃えるような赤い髪と瞳を持った焔良こそ母の仇だと確信した桜羽は密かに命を奪おうとするが失敗し、さらに邸から解放されるために彼に協力する交換条件を交わすはめに。
けれど、敵のはずの焔良はなぜか桜羽に甘く優しく接してきて……?
明治あやかし溺愛ファンタジー!

著訳者プロフィール

●卯月 みか:京都府出身。2020年、『京都桜小径の喫茶店〜神様のお願い叶えます〜』でデビュー。その他の著作に「京都御幸町かりそめ夫婦のお結び屋さん」シリーズ、『祇園七福堂の見習い店主 神様の御用達はじめました』『あやかし古都の九重さん〜京都木屋町通で神様の遣いに出会いました〜』『京都大正サトリ奇譚 モノノケの頭領と同居します』などがある。

目次

第一章
第二章
第三章
第四章
終 章

あとがき
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