天下を買った女 室町擾乱

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天下を買った女 室町擾乱

著者: 伊東 潤
1,100円(税込)
発売日2024年08月23日

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  • ISBN コード : 9784041152614
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 464ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 17.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

ひとりの女性が、「応仁の乱」に立ち向かった――

経済の力で平穏をもたらしてみせる――。
名門日野家の姫君・富子は、一族の期待を背負って室町幕府八代将軍・足利義政のもとに輿入れする。
家中では「三人の魔」と呼ばれる曲者たちが息を潜め、政治壟断の機会をうかがっていた。
やがて管領・畠山家の家督争いに端を発し都が戦乱の渦に巻き込まれると、富子は自らの才覚で戦乱を収めようと立ち上がる。
「三大悪女」と呼ばれた女性の知られざる信念を描く、骨太歴史小説!

著訳者プロフィール

●伊東 潤:1960年、神奈川県生まれ。『国を蹴った男』で吉川英治文学新人賞、『黒南風の海‐‐加藤清正「文禄・慶弔の役」異聞』で本屋が選ぶ時代小説大賞、『義烈千秋 天狗党西へ』で歴史時代作家クラブ賞(作品賞)、『巨鯨の海』で山田風太郎賞と高校生直木賞、『峠越え』で中山義秀文学賞を受賞。他著に『城を噛ませた男』『王になろうとした男』『天下人の茶』『武田家滅亡』『天地雷動』など。

目次

第一章 かくれなき美婦人
第二章 花の御所
第三章 悪しき女
第四章 戦乱の果て

解 説 飯田泰之
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