- ISBNコード
- 9784044008499
- レーベル
- 角川ソフィア文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 8.6 mm
- 総ページ数
- 224ページ
新たな恋の始まりも心が離れていく時も 人間関係は全て手紙に託された
平安時代の貴族たちは、現代とは比べものにならないほど多くの手紙を綴っていた。使用する紙や文字に細心の配慮をし、内容にふさわしい植物の枝に結ぶ。返事が遅いと不安にかられ、早く届けば幸福に包まれる……。また、手紙は途中で盗み読まれる、間違った相手に届くなどの危険も多く、それを防ぐ手立ても必要とされた。『源氏物語』『枕草子』『蜻蛉日記』などの古典名作を読み解き、王朝人にとっての手紙の意味を明らかにする。
目次
第一章 王朝の危険な手紙たち
第二章 手紙を運ぶ人たち
第三章 王朝手紙の作法入門
第四章 手紙の作成機器
第五章 王朝の恋文技術
第六章 王朝の遠距離手紙
第七章 手紙の華麗な装飾
第八章 手紙の時間と命
第二章 手紙を運ぶ人たち
第三章 王朝手紙の作法入門
第四章 手紙の作成機器
第五章 王朝の恋文技術
第六章 王朝の遠距離手紙
第七章 手紙の華麗な装飾
第八章 手紙の時間と命