KADOKAWA Group

カドスト

シェアする:
X Facebook

血糖値は食べながら下げるのが正解

発売日
2024年12月18日
予約受付中
お届け予定日
発売日以降にお届け
1,650
ISBNコード
9784046072689
商品形態
一般書
サイズ
四六判
商品寸法(横/縦/束幅)
128 × 188 × 16.0 mm
総ページ数
240ページ
糖質を制限しすぎると血糖値が下がりにくくなる。最新の研究結果です。
成人の5人に1人は糖尿病かその予備群といわれています。
糖尿病の人の食事は「あれもガマン、これもガマン」と思われがちですが、かなり変わってきています。
むしろ昨今目立つのは、糖質を制限しすぎて「インスリン」という血糖値を下げるホルモンの効きが悪くなっている人。
最新の研究で、血糖値は食べながら下げていくのが正解とわかっています。

糖質は炭水化物の一部ですが、米などの主食には食物繊維も含まれます。
さらに、例えば、そばなら植物性タンパク質も豊富で、親子丼もとり肉と卵が一緒にいただけます。
ポテトサラダやパスタも敵ではありません。
ちまたで信じられているべジファーストも、改訂された糖尿病の診療ガイドライン2024からは削除されて、
ベジファーストの記載がなくなっています。

日本人に多い、やせているのに血糖値が高いやせ型タイプなら、朝食に牛乳や豆乳をプラスするなど、
少食でも無理ないタンパク質補充も有効。

しかし、牛肉や豚肉などの動物性タンパク質の食べ過ぎは、筋肉をサシが入った霜降り状態にして、
血糖値を下げにくくします。

こうした糖尿病専門医ならではのきめ細かい「最新の食べ方」のアドバイスを、
3人の患者の実例に沿って展開する本書。

すぐできる無理ないメソッドで、糖尿病の誤解から解き放ちます。

目次

ケース1 43歳女性。体重10キロ増のため過度な糖質制限を実行したら、糖尿病と診断!糖質をガマンしすぎると血糖値が上がる?
プロローグ 健康診断にひっかかり、糖質ダイエットに励んだら数値はむしろ悪くなった
初めての受診 糖質制限の落とし穴を糖尿病専門医から教えてもらう。炭水化物は増やしていい!
1カ月後 昼食には、そばもパスタもOK。減らすべきはレッドミート。
3か月後 座っている時間を減らして、無理なく予備軍から脱却 
ケース2 44歳男性 トイレの回数が増えたのは糖尿病のせいだった 血糖値が高いときは過度な運動は禁止
ケース3 52歳女性 やせていて、症状もなくても糖尿病だった 少食で、栄養不足で便秘気味なら赤信号 など