- ISBNコード
- 9784040757643
- レーベル
- 富士見L文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 10.8 mm
- 総ページ数
- 288ページ
朔弥の目が治る――!? コミカライズが話題の大正純愛物語、第三弾。
生まれつき顔に痣を持ち、冷遇されて育った旧華族の清子と、
類まれな商才を持ちながら目が不自由で、好奇の目に耐えられず人嫌いになってしまった朔弥。
政略結婚で出会った二人は様々な苦難を乗り越え、互いにかけがえのない存在となっていた。
穏やかな函館の秋。岩倉家下屋敷で幸せに暮らす二人の元に、「朔弥の目が治せるかもしれない名医が札幌に来日する」という一報が入る。
朔弥の目が見えるようになれば、今度こそ痣の広がる顔を見られてしまうことを承知しつつ、清子はただ朔弥のためだけを思って躊躇う彼の背中を押す。
手術のために朔弥が留守にしている間も、婚約者としてしっかり家を守る清子だったが、無事に手術が終わったという報告の後も、朔弥は帰ってこない。
不思議に思いつつ彼を信じて待つ清子の元に入った連絡は、思いがけないもので……?
■□■□■□■□■□■□■□■□
登場人物
伊地知清子(いちじ・きよこ)……名家の娘だが、痣のせいで蔑まれてきた。人の真心を見る聡明さがあり、時に朔弥も驚かせる。
岩倉朔弥(いわくら・さくや)……長身で圧倒的な商才をもつ美貌の青年。だが目が不自由で少々ひねくれ者。清子に惹かれ……。
類まれな商才を持ちながら目が不自由で、好奇の目に耐えられず人嫌いになってしまった朔弥。
政略結婚で出会った二人は様々な苦難を乗り越え、互いにかけがえのない存在となっていた。
穏やかな函館の秋。岩倉家下屋敷で幸せに暮らす二人の元に、「朔弥の目が治せるかもしれない名医が札幌に来日する」という一報が入る。
朔弥の目が見えるようになれば、今度こそ痣の広がる顔を見られてしまうことを承知しつつ、清子はただ朔弥のためだけを思って躊躇う彼の背中を押す。
手術のために朔弥が留守にしている間も、婚約者としてしっかり家を守る清子だったが、無事に手術が終わったという報告の後も、朔弥は帰ってこない。
不思議に思いつつ彼を信じて待つ清子の元に入った連絡は、思いがけないもので……?
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登場人物
伊地知清子(いちじ・きよこ)……名家の娘だが、痣のせいで蔑まれてきた。人の真心を見る聡明さがあり、時に朔弥も驚かせる。
岩倉朔弥(いわくら・さくや)……長身で圧倒的な商才をもつ美貌の青年。だが目が不自由で少々ひねくれ者。清子に惹かれ……。
目次
一 秋の足音
二 悲しい悪魔
三 基坂
四 北海道製罐工場
閑話 焼きイモつくろう
五 暗闇の光
六 忍び寄る影
七 咲かない春
八 天使が去った街
二 悲しい悪魔
三 基坂
四 北海道製罐工場
閑話 焼きイモつくろう
五 暗闇の光
六 忍び寄る影
七 咲かない春
八 天使が去った街