- ISBNコード
- 9784041159828
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判 変形
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 132 × 188 × 26.5 mm
- 総ページ数
- 440ページ
東京を全滅させる大災厄を回避せよ。興奮必至のホラーサスペンス。
東京都内で発生した連続変死事件を追う、ジャーナリストの前沢恵子と葉月有理は、死者の共通点が「南極深層の氷」にあることを突き止める。そして、20年前、同様の変死事件が新興宗教団体の中で起きていたことをも知る。異端の物理学者・露木眞也は、恵子の調査に協力する過程で、かつての後輩・麻生敏弘が研究していた「ヴォイニッチ手稿」の真実が、一連の事件に深く関わっていることに気づく。しかしとき既に遅く、秩父さくら湖近辺の村落で住民の集団死事件が発生、それを報道するテレビクルーにまで被害が拡大していく。次々に伝播していく死。恵子と露木は、大いなる災厄の到来をくいとめるため、麻生敏弘と共に「ヴォイニッチ手稿」を研究していた中沢ゆかりとその娘を探すのだが……。