- ISBNコード
- 9784041166499
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 128 × 188 × 14.5 mm
- 総ページ数
- 240ページ
だいじょうぶって言えなかった日も、ちゃんとわたしだった。
何気なく出会った一言が、あの日の些細な選択が、
今の自分をつくっている。
・・・・・・・・・・
わたしが社会人の仲間入りをして、3年が経つ頃のこと。
仕事に疲弊し、身の回りの清潔を保つ余裕もなく、
毎晩バッテリーの切れたロボットのように眠る。
そんな日々が続いていることに、なんだか悲しくなった。
好きだった美味しいごはんも、キラキラと輝く海も、嬉しさを感じなくなっていた。
それでも平然と、明日がやって来るのが怖かった。
SNSに載せられた友人の楽しそうな笑顔を見て、羨ましくて涙が出た。
わたしも幸せになりたいと思っていただけなのに、一体どこで間違えたのだろうか。
◇ ◇ ◇
不安な心に寄り添ってくれたのは、趣味で書いていた日記でした。
弱さも、怖さも、ちいさな希望も、そのすべてを打ち明けられる唯一の味方でした。
曖昧だった感情を丁寧に言葉にしていくと、
ぼんやりしていた“自分”という人間の輪郭が少しずつ見えてくる。
残した軌跡は、わたしがちゃんと生きているということを教えてくれたのです。
そうして書き留めてきた記録のなかから、
特に大切にしている99個の言葉を選び、この本にまとめました。
日常での気づきや、わたしの人生に深く影響を与えた言葉を、
当時の心のままに綴っています。
迷ったとき、立ち止まりたくなったとき、勇気がほしいとき、
わたしを支えてくれた言葉たちが、あなたにも力をくれるでしょう。
(『はじめに』より)
SNSで共感の声続出。
生き苦しいすべての人の明日のための、お守りとなるエッセイ集。
今の自分をつくっている。
・・・・・・・・・・
わたしが社会人の仲間入りをして、3年が経つ頃のこと。
仕事に疲弊し、身の回りの清潔を保つ余裕もなく、
毎晩バッテリーの切れたロボットのように眠る。
そんな日々が続いていることに、なんだか悲しくなった。
好きだった美味しいごはんも、キラキラと輝く海も、嬉しさを感じなくなっていた。
それでも平然と、明日がやって来るのが怖かった。
SNSに載せられた友人の楽しそうな笑顔を見て、羨ましくて涙が出た。
わたしも幸せになりたいと思っていただけなのに、一体どこで間違えたのだろうか。
◇ ◇ ◇
不安な心に寄り添ってくれたのは、趣味で書いていた日記でした。
弱さも、怖さも、ちいさな希望も、そのすべてを打ち明けられる唯一の味方でした。
曖昧だった感情を丁寧に言葉にしていくと、
ぼんやりしていた“自分”という人間の輪郭が少しずつ見えてくる。
残した軌跡は、わたしがちゃんと生きているということを教えてくれたのです。
そうして書き留めてきた記録のなかから、
特に大切にしている99個の言葉を選び、この本にまとめました。
日常での気づきや、わたしの人生に深く影響を与えた言葉を、
当時の心のままに綴っています。
迷ったとき、立ち止まりたくなったとき、勇気がほしいとき、
わたしを支えてくれた言葉たちが、あなたにも力をくれるでしょう。
(『はじめに』より)
SNSで共感の声続出。
生き苦しいすべての人の明日のための、お守りとなるエッセイ集。
- ホーム
- > KADOKAWAブックストア
- > 文芸
- > 明日のわたしを守る 99の言葉