あなただけのオンリーワンでベストな自分マニュアルができあがる
最初にこの手帳をイメージしたときに、「これだけは外せない!」と思ったのは、「Diary」「Gift」「My Letter」の3つを毎日書き込むスペースを作ること。
毎日書くことで自分の方向性を決めることができますし、書き続けていくことで自分の変化がわかるようになるからです。
たとえば月曜日にすごく落ち込んでいたとしても、水曜日にはすごく元気になっているとか。
そういうことを客観的に見返せるようにすることで、落ち込んだときにも「また元気に戻れるんだ」という安心感が生まれると思っています。
そして、「Gift」の欄は、日々の生活のなかで得た学びを書き留めるスペース。ここは、それ自体が自分自身の生き方マニュアルみたいになるんです。
私自身、もともと生きづらさを抱えていたので、それをどうにかしたくて考えついたのがこの「Gift」。
「なんで私っていつもうまくいかないんだろう」「同じ失敗を繰り返しちゃうんだろう」ということも、いつも書き込んでおけば、同じようなできごとに遭遇したときに「あ、そうだった」と思い出せるんですね。
このことに気づくと、書くこと自体が楽しくなりますし、嫌なことがあっても「このできごとからも絶対にGiftはある!」という思考回路に変わります。
だから、1年をとおしてこの「Gift」を書き続けていると、どんな自己啓発書よりも自分に合った、オンリーワンでベストな自分マニュアルになるというわけです。
こだわりのかんころメッセージが満載!
この手帳には、マンスリーとウィークリー、両方にメッセージが入っています。
マンスリーメッセージは12編、ウィークリーメッセージは53編ありますが、どちらも2倍以上のテーマを書き出し、内容を吟味して、各月・各週にみなさんに読んでほしいなと思うことをはめ込んでいって執筆しました。
毎週かんころがささやくウィークリーメッセージは心に関するものが多いのですが、ときどき体に関するメッセージもあります。心と体の両面で、変われることもあると思うからです。
一方、マンスリーメッセージは、当初は1ページでと考えていたのですが、伝えたいことが溢れてそれではとても収まらず、毎月2ページになりました(笑)。
月のはじめにメッセージが入ることによって、ひとつの区切りのような効果もあると思っています。
月に1度のワークで、2021年をより充実させる
マンスリーメッセージの次のページには、月に1度のワークである「今月のインストール」と「今月のギフト」を書き込むスペースも設けています。
「今月のインストール」は、その月の個人的なテーマを書くスペース。
そのときの自分にインストールしたいテーマなので、マンスリーメッセージを読んで気づいたことでもいいですし、前の月に「もっとこうしたかった」と反省したことや、「こういうことをやりたい」「こんなふうに変わりたい」と思うことを書いてもらってもかまいません。
ただし、ここを「今月のテーマ」ではなく、「今月のインストール」としているのは、「そのテーマを自分の中に組み込むことができるように」という意味が込められています。
アプリを入れるような感覚で、ご自分にしっかり浸透させてくださいね。
「今月のギフト」は、毎日書き上げた「Gift」を振り返ってまとめてもいいですし、ひと月を振り返って「あのできごとのおかげでこのことを学んだな」というようなことを俯瞰的に書いてもいいと思います。
たとえば「財布をなくしたからお金のありがたみがわかった」「なくさないように寝る前にチェックしよう」など、日々さまざまな学びと気づきがあるはず。
その月の気づきやためになったこと、学んだことを、自由に書いてくださいね。
毎月書き出していくと、いつのまにかこのページも、あなただけの自分マニュアルになっているはずです。
自分の心と毎日対話するためのスペシャルアイテム
かんころオリジナル手帳は、癒しと成長、両方の要素を持っているもの。
ですからおすすめは、寝る前に1日を振り返って書いていただくことです。
もし、毎日の「Diary」「Gift」「My Letter」の欄に入りきらないようでしたら、別のノートに書いて、要点だけを手帳にまとめるのもいいと思います。
私は、この手帳で“書くこと”が習慣になればいいなと思っています。
想いを言語化することは、あなた自身のハートにアクセスすること。
毎日書くことで、毎日自分と対話ができるようになります。
そうすると、自分の気持ちがよりわかるようになって、より自分にやさしい選択ができるようになったり、逆に自分を過保護にしすぎない選択ができるようになったりします。
私もそうですが、みなさんにも「怖いからチャレンジするのをやめよう」と思うことがあるでしょう。
でもそれは、自分に過保護になっている証。子どもに「危ないから公園に遊びに行っちゃダメ」と言うのと同じような過保護さを自分に与えているのです。
頭で考えて、人目を気にしたり、未知なることに臆病にならないよう、「こうしたい」というあなた自身のハートに常にアクセスしていってくださいね。
この手帳が、あなたがあなたのパワースポットとなる手助けになることを願っています。