実用的でありながら、開運アイテムとしての要素も

今回、はじめてグッズをプロデュースさせていただくことになりました。
お話をいただいたときに思ったのが、「グッズを作るならば、いつも使うアイテムがいい」ということ。
「開運アイテム」という意味ではパワーストーンでもいいのですが、それだと「持っているだけ」で、使うことはできないですよね。
そう考えたとき、ペンならば実用的ですし、みんなが持っている。
さらに、使うほどに愛着が湧いてくるものでもあります。
また、僕の書籍『不安が希望に変わる！「ゼロ・リセット」マジック』でも紹介しているのですが、書き出すことはとても大事なことなんですね。
僕は、現実を変えるために「夢ノート」を書くことをお勧めしているのですが、そこに書くときも、気持ちが乗っていないとあまり意味がないんです。
そこで、普段みなさんが使うもので、「心地良く」「気持ちを整える」ことができるアイテム──万年筆がいいのではないかと思い、完成したのが「Kenji Spirit万年筆」です。
日常生活のなかで、いつでも「心地良い気分でいること」を思い出していただくきっかけとして、この「Kenji Spirit万年筆」を使っていただければと願っています。

気分を上げてくれるアイテムとして使って欲しい

僕はYouTubeやVoicyでも発信しているんですが、そこで繰り返し伝えているのは「心を整える」ということ。
なぜ同じことを何度も伝え続けているかというと、僕のYouTubeやVoicyを見たり聴いたりしてくださっている方は「心を整えるということを忘れないように見る」とおっしゃっている方がほとんどだからです。
そこから何か新しいことを取り入れようというよりは、大事なことである「心地良さ」や「心を整える」ということを、日々忘れないようにアクセスしてくださっているんですね。
でも、この万年筆を持っていたら、YouTubeを見たり、Voicyを聴くまでもなく、万年筆を見るだけでそのことを思い出せます。
いわば、開運アイテム的なものとして捉えていただけばいいのでは……と思うのです。
日頃から「心地良くしよう」というふうに意識を向けていけば向けていくほど、気分はどんどん上がっていきます。
そういうふうに気持ちを上げるアイテムとして使っていただきたいです。
今回こうして、自分では作ることができないものを、理想通りの形でみなさんにお届けできることを、とてもうれしく思っています。
自分でも、こんな素敵な感じになったんだとびっくりしたほどなので、みなさんにも喜んでいただけるのではないかなと思っています。

「コーヒー」と「天の川」が融合したスタイリッシュなデザイン

「心地良さ」ということを重視しましたので、デザインにはとてもこだわりました。
モチーフは「コーヒー」と「天の川」です。
心地良く過ごすことはとても大事なことで、気分を良いほうに整えていくことで、潜在意識が変わり、現実が変わります。
僕のYouTubeを見てくださっている方はご存知だと思いますが、僕はコーヒーが好きなんですよね。
最初の一歩である「心地良く過ごす」ために、たとえばコーヒーを飲んだり、本を読んだり、音楽を聴いたりする。
僕にとって、心地良く過ごすために欠かせないものがコーヒーなんです。
そしてまた、心地良さを求めたときに期待を裏切らないのもコーヒーで、僕のなかでは揺るがない存在としてランキングに入っています。
ですから、心地良さをテーマにデザインを考えたとき、自然とコーヒーのモチーフが浮かびました。
そして、もうひとつのモチーフは天の川です。
なんとなく、星空っぽいデザインがいいなと思ったのがその理由。
コーヒーを飲んでいるときに空を見上げたら、そこに天の川が流れているというイメージですね。
最終的に、このふたつのモチーフをきれいに融合させたデザインにしていただけたなと思っています。

「心地良さ」を常に思い出す、トリガーとしての役割

さらに、このふたつのモチーフに加えて、僕の手描き文字で「心地良さ」という言葉を加えました。
これらがデザインされているのはキャップの部分なので、使うときには取るんですね。
ということは、使う前には必ずこの部分を見るということ。
書く前に、「自分にとっての心地良さ」を意識せざるを得ないんですね。
そういう意識した状態で書くのと、何も考えずに書くのとでは全然違いますし、何か心配なことがあるままで「うまくいく」などと書いても、そのままの流れになってしまいます。
「心地良さ」や「気分を整える」ということは、慣れないうちは意識してそうしていかないと、なかなかできないもの。
ちょっと気を抜いたら嫌なことを考えていたりというのも、よくありますよね。
でも、この万年筆をバッグに入れておいていただけば、たとえば何かをメモするとき、この「心地良さ」という言葉が目に入ることによって、「おっと、忘れてた……」となるはず。
ですから、この万年筆は「心地良さ」を意識するためのトリガーとして使って欲しいなと思っています。
「夢ノートに書こうと思っているけどどうすればいいかわからない」「書けない」という方も、「この万年筆を買ったから書いてみようかな」という気持ちになってもらえたらいいですね。

周りには見えない「自分の気分」を大切にして

また、クリップ部分には、僕のYouTubeチャンネルの名前でもある「Kenji Spirit」という文字をレーザーで彫っていただきました。
「Kenji Spirit」は、いわば僕がプロデュースしたアイテムのブランド名みたいなものなので、ちょっと見えるくらいでいいかなというのもあり、光の加減で見えたり見えなかったりするくらい、さりげなく入っています。
「見えないくらいの感じでお願いします」と依頼したにもかかわらず、僕自身、完成品を見たときに「よく見たら入ってる！」と気づいたほどのさりげなさ。面白いですよね（笑）。
使う人にしか見えないメッセージというところにも、実は意味があるのです。
気分とは、自分にしかわからないもの。
にもかかわらず、「うまくいかないじゃん」など、周りはいろいろなことを言ってきますよね。
でも、自分が心地良ければいいことですし、自分に見えている世界が現実になるのです。
そういう、「周りを気にする必要はない」「自分が見えていればいい」というメッセージを、「Kenji Spirit」の文字から受け取っていただければと思います。

男女兼用で手触りも抜群！　互換性のあるカートリッジで長く愛用できる

「Kenji Spirit万年筆」は（約）138mm×13.9φ（クリップを含まず）で男女兼用。
僕はYouTubeでも太めのペンを使っているので、ペン先を中字（M）にしました。
また、本体は真鍮製なので、持ったときにちょっと重みがあります。
その重さがちょうど良く、手触りもしっくりくる感じです。
僕自身、最初は軽いペンがいいなと思っていたんですが、だんだん使わなくなってきたんですね。
ちょっと重みがあるほうが高級感もありますし、書くことの重みが出てくるように感じるから。
そしてこれは万年筆の特性でもあると思うのですが、さらさら〜っと書くときよりも、じっくり考えて書くときに向いているものだと思います。
ですから、ひとつひとつを考えながら書けるというメリットもあります。
考えを文字にするときに、ほんの少しだけタイムラグが生まれる。
だからこそ、一文字一文字をちゃんと書こうという気持ちになるというか、書くという行為自体に真摯になれるような気がします。
実際に使ってみて、ものをしっかり書きたいという人にはすごくいいのかなという印象を受けました。
インクカートリッジはペンの中に１本、箱の中に２本お付けしてお届けします。
この３本を使い切ったあとも、ヨーロッパ規格タイプのものは互換性があるので、付属のカートリッジがなくなってからも長くご愛用いただけます。

ワクワク感を演出するオリジナルボックス入り

そして、オリジナルのボックスも合わせて製作しました。
ボックスにも、万年筆に刻んだのと同じデザインが施されています。
みなさんに購入していただくのはあくまで万年筆なのですが、お手元に届いたときにいちばん最初に目にするのはボックスですよね。
ですから、ボックスを見たときに「これを開けたら何があるのか」「この先に何が待っているんだろう」という感じにしたいなと思ったんです。
みなさんにも、ワクワクしながらこのボックスを開いていただけたらなと思います。
さらに、僕がこの万年筆で書いたメッセージ入りのカードもおつけしますので、こちらも開運アイテムにしていただけたらうれしいです。