この度、僕のオリジナル御朱印帳を制作させていただくことになりました。
御朱印帳を制作することにしたのには、いくつか理由がありますが、いちばんの理由は、みなさんが神社を訪れるきっかけになればと思ったからです。
神社というのは、日本にとって誇れる価値のある素晴らしい場所です。

世界的に見ると、エジプトやギリシャ等、さまざまな場所に神殿がありますが、多くの場合、今は遺跡として観光客を迎え入れていますよね。でも、当時は「生きた神殿」として機能していました。
エジプトの場合は「ミステリースクール」と言って、たとえば「ハトホルの神殿」なら実際にハトホルと交流ができる場であり、彼女からさまざまな知恵や叡智を学ぶことができる場所でした。同じように、イシスやトートの神殿も、そこに行くことで彼らと交信することで、直接、学ぶことができたのです。

そうした歴史がある中、日本の神社はいまだに機能している珍しい場であるとも言えるでしょう。
つまり、各地に点在している神社は、土地や磁場が活き活きとしていて、いまでもその機能を果たしているのです。
もちろん、すべての神社に言えることではないのですが、ある特定の神社は、とてもパワフルに僕たちの意識の変容を促したり、活性化したりしてくれます。
まさに「生きている神殿」であり、それこそが、日本の神社なのです。

僕自身、これまで何年もかけて、本当にたくさんの神社を巡ってきました。
そして、その度に人生の流れが加速し、大きく動いてきたのです。
なぜなら、神社を訪れることで、そのパワフルな磁場のエネルギーを取り入れて来たからです。いくつかの神社は、これからさらにエネルギーを変化させ、多くの人たちの意識や人生を変える場所になり得るので、みなさんがこの特殊な磁場を使っていただく際のサポートになるものがあれば……と考え、僕にとって、初の御朱印帳を制作させていただくことになりました。

素晴らしい神社に行ったら、御朱印をいただきたいと思ったりしますよね。実際、御朱印はただの印ではなく、あなたと神社のエネルギーをつなぐ架け橋の役割も果たしています。その大事な役目を、この御朱印帳にさせていただけたら幸いです。ぜひ、十二分にご活用いただけたらと思います。

御朱印帳はその名の通り、お詣りした神社から「御朱印」をいただく際に使うものですよね。
それによって御朱印帳は、一種の窓口＝ポータル（エネルギー的な門）になるのです。
たとえば三峯神社に行って、御朱印をいただいたとします。
そして次からは、その御朱印を見ることによって、あなたがどこにいても、三峯さんのエネルギーとつながることができるようになることを意味しています。
もちろん、それは特定の神社だけではなく、伊勢神宮でも出雲大社でも、行く先々の神社でいただく御朱印を通して、その神社のエネルギーとつながることができるんですね。
つまり、あなたとお詣りした神社をつなぐ、ポータルを収めるのに使えるのが御朱印帳なのです。
ポータルが増えれば増えるほど自分のエネルギーも活性化されることになりますので、ぜひ御朱印を活用してみてくださいね。

御朱印帳のデザインには、「富士山」と「龍」をモチーフとして採用しました。
昔から「富士は日本一の山」と言われていますが、近年では世界遺産に登録されるなど、世界中から人々を集め、多くの人を惹きつけてやまない山のひとつです。
そして、日本人にとって富士山というのは「原型」とも言えるものであり、DNAレベルに刻み込まれた山とも言えるでしょう。
新幹線などから富士山が見えると「わ～っ！」と気持ちが上がりますよね。
それは、僕たちのDNAが反応しているから。
さらにこの山は、僕たち日本人が、自分や自分の人生を「極める」ことをサポートするという、パワフルなエネルギーも持ち合わせています。
特に、今年の富士山は例年以上にパワーを増しています。
僕たちは今、人類の成長のプロセスにおいて、「自分を極める」「人生を極める」というフェーズに入っています。ですので、そのシンボルとしても、うってつけの山なのです。
そこにアイスブルーの輝く箔で龍を加えたのは、富士山を木花咲耶姫とともに守っているから。
僕が富士山を霊視すると、大きなアイスブルーの龍が山のまわりを取り巻いています。
龍とは、簡単に言えば、動きのあるエネルギー、プラズマとも言えます。
龍は「動きのあるエネルギー」ですが、「さまざまな種類の動きがある中、この御朱印帳の表紙には、飛翔するエネルギーを強く持つ「昇龍」をモチーフに使いました。
さらにこの御朱印帳は、表紙を開くと表面・裏面でひとつながりの絵となっており、大きな富士山のうえにツインの龍が向き合う形になっています。
この二頭の龍は陰陽、つまり男性性と女性性の二極を表しており、その二頭の龍が富士の頂上で極まっている──極まるというのは「統合される」ということです。
つまり、この御朱印帳の表紙は、富士山を挟むように双龍をデザインしたことで、「二極の統合」を表しているわけです。
また、富士山の上には、金箔が雪のように舞っています。
ゴールドは波動の高い色なので、金色を見たり、身につけたり、意識したりすることで、波動を上げることにつながります。
なので、表紙の表側には「御朱印帳」の文字を、裏側には僕のサインを金で箔押ししました。
金箔にアイスブルーの箔というのは美しい組み合わせとなり、まさに唯一無二の御朱印帳に仕上がったのではないかなと思っています。

御朱印帳を開くと、最初の見開きには僕のオリジナルメッセージが掲載されています。
みなさんは、神社には祈るために行くことが多いですよね。
それはもちろんいいことなのですが、神社参拝の本質は、「自分が神である」ことを憶い出すことにあります。
その磁場に触れることによって、自分の神聖さを憶い出すことが、参拝のいちばんの目的なのです。
つまり神社とは、本来、祀られている神を崇め奉るために行く場所ではないのです。
神に依存するために参拝するのではなく、本来はあなた自身が神であり、自分に力があるのだということを忘れないようにしてください。そのために、このメッセージをつづりました。
特にこれからは、そういう意識を持っていないと立ち行かない時代になります。
「神」と「私」は、全く違った別の物という考えでいると、その意識が分離を生み出し、「神様が上」で「私が下」、「私よりも力のある神様にお願いを叶えてもらう」という意識になってしまいがちですが、それは違います。
自分の望みを形にする力は、自分自身にあるのです。
このメッセージを読むたびに、あなたは自由自在に人生をクリエイトすることができるのだということを憶い出して、そのためにも神社という磁場を使っていただければと思っています。

既にお伝えしたように、御朱印帳はポータルの役割を果たします。
あなたが訪れた神社とエネルギーレベルでつながることになりますが、基本的に高次のエネルギーはきれいなところに降りるのです。
僕はよく、「家の玄関や窓をきれいに保ちましょう」というお話をさせていただくのですが、それは、エネルギーは玄関や窓から入ってくるものだからです。
入り口というのは非常に大事なものなので、神社とつながるポータルである御朱印帳も、なるべく清浄な状態で、きれいに保っていただきたいのです。
なので、そこら辺にむき出しでポンと放り出したり、何かで汚してしまったりしないように、専用のオリジナル袋も合わせて制作しました。
袋に入れるだけでは100％汚れを避けることはできないかもしれませんが、最小限に抑えることはできますよね。
なおかつ、袋自体が美しければ、それを持つだけで気持ちが上がります。
「これを持っていると、いい感じ」「気分が上がる」といった感覚も大切なので、袋のデザインにもこだわりました。
別に神棚に祀る必要はないけれど、御朱印帳自体も、それを入れておく袋も美しいものであれば、「これは神聖なもの」という大切にする意識が高まりますよね。
ですから、みなさんもぜひこの袋に御朱印帳を保管し、持ち歩いていただけたら幸いです。

さらに、ご購入特典として、オリジナルポストカードをおつけすることになりました。
このポストカードにも、僕からみなさんへのメッセージが記載されています。
僕たちは何となく行動したり、曖昧な意識で動くことがありますが、まずは「何が目的なのか」「どうしたいのか」を明確にすることも大切です。
そのことを僕は「設定する」と表現していますが、実際に人が「こうする！」と決めると、時空間がその流れに向けて変化し始めます。
「どうすればいいか」が、インスピレーションやアイデアといった形で降ってくるのです。
たとえば、それまではまったく考えたこともなかったのに、急に「副業を始めてみよう」というアイデアが浮かんだとします。
でも、それまでそんなことを考えたこともなかった人は、「何をしたらいいんだろう……」と悩みますよね。
でも、何をしたらいいかわからなくても、「副業を始める！」と設定すると、たとえば久しぶりに会った友だちから「こんな副業をやってるんだけど、けっこういい収入になるよ」というような話を聞いたりするようになるのです。
こういった、シンクロに導かれるような出来事は、まさに時空がサポートし、応援してくれるからこそ起きることです。
なので、「どうやって豊かになろう」「どうしたら幸せになれるんだろう」というふうにプロセスを考えるのではなく、まずは「自分がそうなると決める」ことがとても大事なんですね。
また、このメッセージのなかには、「あなたは幸せになるために生まれて来ました」という一文があります。
それは、「幸せとはナチュラルなこと」というのをお伝えしたかったからです。
よく、「どうせ私なんて……」「私なんか幸せになる価値はない」と思い込んでいる方を見かけますが、みなさん幸せを望んでいいですし、幸せになることを考えていいのです。
幸せであることが自然であるなら、「たった今この瞬間から幸せであることを思い出そう！」と決めたっていいのです。
それを忘れずにいて欲しいなと思ってつづったメッセージですので、ぜひお部屋などに飾っていただき、あなたが幸せになることを許可してあげてくださいね。

御朱印帳は神さんとあなたをつなぐポータルのような存在。
なので、御朱印を集めて満足するのではなく、たまに開いて見ていただきたいのです。
特に何かを意識する必要はなく、「ああ、こんなところに行ったなぁ」という程度でもかまいませんので、「見る」という行為が大切です。
見ることによって、御朱印帳というポータルから、神社のエネルギーに何度でもつながることができます。
つまり、御朱印帳とは、本当の意味で使うもの。
コレクションして満足するものではなく、日常生活でそれを生かしていくことが大切なのです。
みなさんも、神さんとのポータルであるこの御朱印帳を身近に置いて、その磁場のエネルギーをいただきながら、幸せに生きていっていただけたらと思います。