彷徨の王権 聖武天皇

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彷徨の王権 聖武天皇

1,540円(税込)
発売日1999年03月25日
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  • ISBN コード : 9784047033054
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 240ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 126 × 189 × 15.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

奈良時代末、道鏡に天皇位を授けるとの宇佐八幡の神託が下ったが再度の神託は異なっていた。称徳女帝の独断とみられた道鏡擁立の背景には、律令制の枠組みを超えようとする聖武天皇の強烈な構想があった。

〈目次〉
   序章 王を奴に、奴を王に……

第一章 待たされた即位
 一 岡宮御宇天皇──祖父、草壁皇子
 二 御狩立たしし時は来向かふ──父、文武天皇
 三 年歯幼稚にして──元明から元正へ
 四 乗輿を指斥す──皇太子の奏上

第二章 天下の富と勢いと
 一 恐るらくは違勅とならむ──皇太夫人の称号
 二 左道を学ぶ──左大臣の犯罪
 三 災異、頻りに臻る──藤原四子と橘諸兄と
 四 女子の継には在れども──阿倍内親王の立太子
 五 天地の災異を陳ぶ──博嗣、反乱
 六 その時に悲ずと雖も──関東への行幸
 七 一枝の草、一把の土──紫香楽宮の幻想
 八 いずれを都と為さむ──恭仁か? 難波か?

第三章 太上天皇、沙弥勝満
 一 一万五千七百の灯火──金鐘寺行幸
 二 朕は三宝の奴──出家、そして譲位へ
 三 紫微中台──聖武「院政」の開幕
 四 天神地祇を率いて──八幡大神、入京す
 五 道祖王を皇太子に──遣詔

 終章 再び、宇佐八幡神託事件

 あとがき
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