- ISBNコード
- 9784047033719
- レーベル
- 角川選書
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 127 × 188 × 20.0 mm
- 総ページ数
- 344ページ
絵にはこんな秘密があったのか! 鑑賞のための手掛かりを一挙公開
「もの」としての日本絵画はさまざまな情報を含んでいる。材質・形状・画面の形、落款・表装・画賛など、目に見える構成要素から作品の真贋や来歴、制作年代などを知る、鑑賞と理解のための基礎知識。
〈目次〉
第一章 作品を「見る」
一 鑑賞のために
二 糞をしたら
三 排便の作法
四 「もの」史料と画証史料
五 『餓鬼草紙を見る
第二章 作品とは?
一 ホンモノであること──真贋問題
二 代筆の含む問題──酒井抱一の場合
三 『宴遊日記』から
四 将軍画像の制作──御用絵師の仕事
五 共同制作の含む問題
第三章 模倣と似せ物
一 筆様を倣う
二 鑑賞の場から──探幽評価
三 古法眼・定家を蒐める
四 雪舟を買う
五 振舞の席で──雪舟を掛ける
第四章 贋作をめぐって
一 贋作者たち
二 贋作を裸にする──
三 贋作・模作・盗作
四 狩野亨吉の提言
五 調査ノートを見せよう
第五章 作品という「もの」
一 材質と形状
二 さまざまの画面形式
三 画面の「かたち」
四 折れ曲がる画面
五 「山水画」の「かたち」
六 秋田蘭画と広重の風景画
第六章 「もの」は嘘をつかない
一 両面金屏風
二 金箔の仕様・方式
三 旅先と流謫の島で
第七章 画面をつくる
一 絵巻の料紙
二 料紙から分かること
三 『玄奘三蔵絵巻』を見る
四 屏風絵の画面
五 襖絵の画面
第八章 断簡と復原
一 物言わぬ「もの」
二 意味の喪失
三 引き裂かれた麝香猫夫婦
四 襖絵から屏風絵へ
五 広がる波紋
第九章 落款印章あれこれ
一 落款印章とは
二 款印章とは
二 款印の分析
三 款印を入れること
四 款印に遊ぶ
第十章 画賛・識語・奥書
一 画賛を読む
二 識語の語ること
三 奥書の検討
第十一章 付属品も見てみよう
一 表装──絵を装う
二 箱──絵を収める
三 添状──絵を語る
第十二章 粉本のこと
一 粉本とは
二 粉本主義の病弊
三 粉本の効用──典拠主義
あとがき
〈目次〉
第一章 作品を「見る」
一 鑑賞のために
二 糞をしたら
三 排便の作法
四 「もの」史料と画証史料
五 『餓鬼草紙を見る
第二章 作品とは?
一 ホンモノであること──真贋問題
二 代筆の含む問題──酒井抱一の場合
三 『宴遊日記』から
四 将軍画像の制作──御用絵師の仕事
五 共同制作の含む問題
第三章 模倣と似せ物
一 筆様を倣う
二 鑑賞の場から──探幽評価
三 古法眼・定家を蒐める
四 雪舟を買う
五 振舞の席で──雪舟を掛ける
第四章 贋作をめぐって
一 贋作者たち
二 贋作を裸にする──
三 贋作・模作・盗作
四 狩野亨吉の提言
五 調査ノートを見せよう
第五章 作品という「もの」
一 材質と形状
二 さまざまの画面形式
三 画面の「かたち」
四 折れ曲がる画面
五 「山水画」の「かたち」
六 秋田蘭画と広重の風景画
第六章 「もの」は嘘をつかない
一 両面金屏風
二 金箔の仕様・方式
三 旅先と流謫の島で
第七章 画面をつくる
一 絵巻の料紙
二 料紙から分かること
三 『玄奘三蔵絵巻』を見る
四 屏風絵の画面
五 襖絵の画面
第八章 断簡と復原
一 物言わぬ「もの」
二 意味の喪失
三 引き裂かれた麝香猫夫婦
四 襖絵から屏風絵へ
五 広がる波紋
第九章 落款印章あれこれ
一 落款印章とは
二 款印章とは
二 款印の分析
三 款印を入れること
四 款印に遊ぶ
第十章 画賛・識語・奥書
一 画賛を読む
二 識語の語ること
三 奥書の検討
第十一章 付属品も見てみよう
一 表装──絵を装う
二 箱──絵を収める
三 添状──絵を語る
第十二章 粉本のこと
一 粉本とは
二 粉本主義の病弊
三 粉本の効用──典拠主義
あとがき