新訳 ハムレット

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新訳 ハムレット

訳者: 河合 祥一郎
デザイン: 角川書店装丁室
660円(税込)
発売日2003年05月24日
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  • ISBN コード : 9784042106142
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 240ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 9.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

シェイクスピアの四大悲劇の1つ、不朽の傑作長編戯曲を読みやすい新訳で!

「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ――」
デンマーク王子ハムレットは、父王を亡くした。王位には今や王の弟であるクローディアスがつき、その妻にはハムレットの母であるガートルードが収まっている。
こうした現実を前に憂いに沈む王子ハムレットは、従臣から、父の亡霊が夜な夜なエルシノアの城壁に現われるという噂を聞く。
噂を確かめに向かい、果たして父の亡霊に出会ったハムレットは、実は父を毒殺したのはクローディアスだったと告げられるのだった……。
父の亡霊に導かれたハムレットは、殺人を共謀したクローディアスとガートルードへの復讐をとげるため、気の触れたふりをしてその時をうかがうが……。

四大悲劇のひとつであり、シェイクスピアの不朽の傑作長編戯曲を、現代日本におけるシェイクスピア研究の第一人者とされる訳者による、正確にして格調高い、読みやすい名訳でお届け!

【翻訳 河合祥一郎】
1960年生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。現在、東京大学教授。イギリス演劇・表象文化論専攻。日本シェイクスピア協会会長(2019‐20年)。著書にサントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』(白水社)『シェイクスピア 人生劇場の達人』(中公新書) 、『心を支えるシェイクスピアの言葉』(あさ出版)など。角川文庫・角川つばさ文庫で『不思議の国のアリス』『ドリトル先生』『ナルニア国物語』シリーズなど児童文学新訳も刊行中。戯曲に『国盗人』『家康と按針』『ウィルを待ちながら』『不破留寿之太夫』(文楽)などがある。
シェイクスピア作品は、そもそも舞台の脚本であるゆえ、台詞に独特の韻を踏んでいるのが大きな特徴。新訳シェイクスピアのシリーズでは、その原文が持っているリズムを日本語でも味わえるように、こだわり抜いているのが最大の特徴。読み易く、かつ格調高い、画期的新訳となっている。舞台や朗読で聞くと、その良さをさらに体感できる。それぞれの作品を読み解く渾身の解説も必読!
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