与謝野晶子の源氏物語 上 光源氏の栄華

与謝野晶子の源氏物語 上 光源氏の栄華

924円(税込)
発売日2008年04月25日

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  • ISBN コード : 9784044084011
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 464ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 16.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

情熱歌人が愛し訳した王朝の恋物語! こなれた訳文で、通読に最適。

与謝野晶子によって初めて現代語訳された『源氏物語』。本書により難解といわれた『源氏物語』が国民の愛読書となった。恋物語としての面白さを濃縮して、恋愛小説として楽しめるのが最大の特徴。桐壺帝の皇子光源氏は幼い頃死別した母に似た藤壺の宮に恋心を抱いていた。山寺を訪れた光源氏は藤壺に生き写しの少女を目撃。僧都から素性を聞き出す――。本巻には「桐壺」から「行幸」を収録。梶田半古の挿画入り。

著訳者プロフィール

●与謝野 晶子:1878年大阪府堺市生まれ。大恋愛の末、与謝野鉄幹と結婚。処女歌集『みだれ髪』で一躍、情熱的な歌人として著名に。その後、小説、随筆、評論、童話、戯曲など多岐に渡り活躍。『源氏物語』は、幼少時代からの愛読書で、現代語訳も3度手掛けている。1942年没。

目次

序文  上田 敏

序文  森 林太郎(鴎外)

桐壺
帚木
空蝉
夕顔
若紫
末摘花
紅葉賀
花の宴
葵 
榊 
花散里
須磨
明石
澪標
蓬生
関屋
絵合
松風
薄雲
槿
乙女
玉鬘
初音
胡蝶
蛍 
常夏
篝火
野分
行幸

(中 六条院の四季)
藤袴/真木柱/梅枝/藤の裏葉/若菜 上/若菜 下/柏木/横笛/鈴虫/夕霧/御法/まぼろし/匂宮/紅梅/竹河/橋姫/椎本/総角

(下 宇治の姫君たち)
早蕨/宿り木/東屋/浮舟/蜻蛉/手習/夢の浮橋
新訳源氏物語の後に 与謝野晶子
解説  神野藤昭夫
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