与謝野晶子の源氏物語 下 宇治の姫君たち

与謝野晶子の源氏物語 下 宇治の姫君たち

968円(税込)
発売日2008年04月25日

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  • ISBN コード : 9784044084035
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 432ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 15.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

情熱歌人が愛し訳した王朝の恋物語! こなれた訳文で、通読に最適。

宇治に隠棲する八の宮から姫君姉妹を託された薫は、自分を拒み続けて亡くなった姉のあげまきを忘れることができなかった。そんな薫に妹の小姫は、あげまきに似た異母妹浮舟の存在を明かす。浮舟を見た薫は、心を揺さぶられるが、小姫の夫の匂宮もまた興味を抱き、積極的な行動を起こす。板ばさみに苦悩した浮舟はある決意をした。本巻には「早蕨」から「夢の浮橋」を収録。梶田半古の挿画入り。解説 神野藤昭夫

著訳者プロフィール

●与謝野 晶子:1878年大阪府堺市生まれ。大恋愛の末、与謝野鉄幹と結婚。処女歌集『みだれ髪』で一躍、情熱的な歌人として著名に。その後、小説、随筆、評論、童話、戯曲など多岐に渡り活躍。『源氏物語』は、幼少時代からの愛読書で、現代語訳も3度手掛けている。1942年没。

目次

早蕨
宿り木
東屋
浮舟
蜻蛉
手習
夢の浮橋
新訳源氏物語の後に 与謝野晶子
解説  神野藤昭夫
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