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恋愛観の変容を文化史的視点で探る意欲作!
現代の恋愛以前の男女関係のあり方とはどのようなものだったのか? その変容を文学や絵画などから考察。時代や性別の違いで異なる日本人の男女の恋愛観、結婚観、性愛観の軌跡を辿り、その文化史的意味に迫る。〈目次〉
はじめに
第一部 色と人情の江戸──「性欲」以前
第一章 春画のスピリチュアリティ──「現世離脱欲」の表現
第二章 人情本と「性欲」の発見──為永春水と森鴎外
第三章 「美人」の時代──「好色」における女と男
第二部 「貞操」と「夫婦愛」の近代──オンリーユー・フォーエヴァーの倫理
第一章 与謝野晶子の「貞操」と「処女」論
第二章 “夫婦愛小説家”としての谷崎潤一郎──「色情」からの「恋愛」へ
第三章 御伽草子の夫婦の「情」
第三部 「愛」の諸相と現代
第一章 心中の変容──『古事記』から『失楽園』まで
第二章 戦後民主主義社会と「貞操」の崩壊
第三章 高齢化社会における恋愛の将来
主要参考文献一覧
おわりに
著訳者プロフィール