故郷はなぜ兵士を殺したか

故郷はなぜ兵士を殺したか

近代以降の日本の戦争観はどう形成されたか?
定価: 1,944円(税込み)
発売日:2010年08月25日
市井の人々は戦死者にどのような感情を抱き、「聖戦」に組み込まれていったのか。戦争を生きのびた者は、戦死者とどのように向き合ったのか。兵士を送り出した故郷と戦争のかかわりに鋭く迫る画期的考察。

〈目次〉
はじめに

第一章 戦死者を忘れ、また思い出す〈郷土〉──日露戦後〜昭和初期
    一 記念誌のなかで忘れられる戦死者
    二 平和に抗議してよみがえる戦死者
    三 満州事変の正しさを語る戦死者・老兵・帰還者たち

第二章 兵士の死を意味付ける〈郷土〉──昭和の戦争1
    一 兵士の苦難を意味付ける地域の体制
    二 慰問という監視装置
    三 銃後社会のゆがみ

第三章 兵士に死を強いる〈郷土〉──昭和の戦争2
    一 慰問文に見る戦死の慫慂
    二 戦死者と〈郷土〉はどう向かい合ったか
    三 銃後奉公会のその後

第四章 戦死者は「平和の礎」なのかと自問する〈郷土〉──戦後
    一 追討は生者たちのために──一九五〇年代
    二 戦死者遺児たちの戦後──靖国神社集団参拝をめぐって
    三 戦争は〈正義〉だったのか?──一九七〇・八〇年代
    四 戦死者を忘れ、豊かさにひたる──「戦後五〇年」をめぐって

おわりに

参考文献一覧
  • ISBN コード : 9784047034723
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 288ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 0.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●一ノ瀬 俊也:1971年生まれ。九州大学大学院比較社会文化研究科博士課程中退。埼玉大学教養学部准教授。日本近現代史。著書に『皇軍兵士の日常生活』(講談社現代新書)、『戦場に舞ったビラ―伝単で読み直す太平洋戦争』(講談社メチエ)などがある。
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