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「我思う、ゆえに我あり」と真理を探求した哲学の歴史的名著を読む!
「私は考える、ゆえに私はある」の命題で知られるデカルト。のちに“近代哲学の父”と呼ばれる彼は、何を目指しどのような思索の果てに、革新的思想を打ち立てたのか。「理性を正しく導き、もろもろの科学における真理を探究するための方法序説」と題して出版された本書には、受動的な学問を排し、旧勢力との闘いに立ち向かったデカルトの思想が凝縮されている。読み応え充分の思想的自叙伝。解説・小泉義之著訳者プロフィール
●小場瀬 卓三:1906-1977年。東大仏文科卒。著訳書に『フランス古典劇成立史』『モリエール―時代と思想』ほか多数。
目次
第二部
第三部
第四部
第五部
第六部
あとがき
解 説 訳 者
解 説──新装版にあたって 小泉義之