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宮本武蔵「五輪書」 ビギナーズ 日本の思想

編者: 魚住 孝至
カバーデザイン: 谷口 広樹
836円(税込)
発売日2012年12月25日
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  • ISBN コード : 9784044072285
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 208
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 8.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

剣豪に学ぶ、真の生き方

「地・水・火・風・空」の五巻からなる兵法書「五輪書」。無敗の剣豪武蔵が、死を前に遺そうとしたものとは何か。記述の重複部分を省略、内容ごとに順序を整理して、その極意が鮮明にわかるよう再構成。現代に通じる思想的な意義にも触れながら、その真意を読みとく。また自筆の書状や所縁ある諸藩の資料から、「巌流島の決闘」ほか、フィクションが先行しがちな武蔵の実像を明らかにする。精緻な解説と平易な訳文による決定版!

著訳者プロフィール

●魚住 孝至:1953年兵庫県生まれ。国際武道大学教授。博士(文学)。専門は日本思想、実存思想、身体文化。著書に『宮本武蔵―日本人の道』ペリカン社、『定本 五輪書』新人物往来社、『宮本武蔵―「兵法の道」を生きる』岩波新書、『芭蕉 最後の一句』ほか。

目次

  はじめに

第一部 宮本武蔵の生涯
1.武蔵の生い立ち
2.武者修行と実戦勝負の日々
3.壮年期の武蔵
4.晩年の武蔵と『五輪書』

第二部 『五輪書』を読む
 地の巻
 水の巻
 火の巻
 風の巻
 空の巻

第三部 『五輪書』の価値──時代の流れの中で
1.『五輪書』成立の時代背景
2.『五輪書』の秘伝化
3.幕末における剣術の隆盛
4.近代社会における剣道と『五輪書』の再発見
5.現代における『五輪書』
6.『五輪書』に学ぶもの

付 録 宮本武蔵略年譜
    より深く知るために──参考文献、武蔵の書・画などの紹介

あとがき