カドカワストア

  • 会員登録
  • ログイン

願いの始まり 神神化身

1,980円(税込)
在庫切れ
発売日2022年02月25日
GW_
在庫がありません
電子書籍をブックウォーカーで購入
  • ご利用可能なお支払方法

    クレジット(3Dセキュア) 代引き コンビニ atone キャリア 楽天Edy モバイルSuica Amazon Pay
  • ISBN コード : 9784048930987
  • サイズ :四六判    総ページ数: 272
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 20.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

全員が主人公、全員が謎。 斜線堂有紀が放つ和風×伝奇×ミステリの新境地

「もう一度聞く。お前の本願は何だ?」

この世界では “カミ”に優れた歌と踊り――「舞奏」を奉じれば、どんな願いでも叶うという。
六原三言(むつはら・みこと)には叶えたい願いがなかった。
類まれなる才能に恵まれ、それ故に孤独でもあったが、ただ“カミ”のために舞奏を極められればそれで良かった。
しかし、皋所縁(さつき・ゆかり)はその違和感を見逃さない。探偵を辞め、とある願いを叶えるため必死に舞奏に喰らいついてきた皋は、三言のような人間を理解できなかった――。

斜線堂有紀が挑む「ライフワーク」であり壮大な伝奇ミステリ。
Twitterで話題の連載小説が待望の書籍化。
謎を秘めた青年達の才能と業、願いをめぐる物語が幕を開ける。

著訳者プロフィール

●斜線堂 有紀:2017年に『キネマ探偵カレイドミステリー』(メディアワークス文庫)でデビュー。ミステリ的な仕掛けを駆使し切実な情感と関係性を描く作品を繰り出し、新進気鋭の作家として注目を浴びている。2020年『楽園とは探偵の不在なり』(早川書房)を上梓し、『ミステリが読みたい! 2021年版』国内篇で2位を獲得するなど高い評価を受けた。近著に『廃遊園地の殺人』(実業之日本社)、『愛じゃないならこれは何』(集英社)がある。