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改訂新版 心的現象論序説

カバーデザイン: 高柳 雅人
1,056円(税込)
発売日2013年02月23日

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  • ISBN コード : 9784044086114
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 368
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 14.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

「戦後思想の巨人」が著した代表作、待望の復刊!

「心がひきおこすこういったさまざまな現象に、適切な理解線をみつけだし、何とかして統一的に、心の動きをつかまえたい」(「角川文庫版のためのあとがき」より)。心的世界をどうとらえるか。心を理解する上で必要な方向軸とはなにか――。自らの問いの答えを求める孤独な試みの果て、時に「人間というもの不可解さと悲しさにたちすくみ」ながら到達した、吉本隆明の代表作。解題・川上春雄、解説・森山公夫、三浦雅士

著訳者プロフィール

●吉本 隆明:1924年生まれ。東京工業大学電気化学科卒。詩人、文芸評論家、思想家。52年に詩集『固有時との対話』を発行。その後、文芸評論活動を開始し、思想家として戦後日本の思想界に大きな影響を与えた。2012年3月没。

目次

はしがき
1 心的世界の叙述
2 心的世界をどうとらえるか
3 心的世界の動態化
4 心的現象としての感情
5 心的現象としての発語および失語
6 心的現象としての夢
7 心像論

あとがき
全著作集のためのあとがき
角川文庫版のためのあとがき
解題 凜々たる種子 川上春雄
解説 転換期にたつ思想 森山公夫
改版解説 三浦雅士
索引