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海南小記

858円(税込)
発売日2013年06月21日
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  • ISBN コード : 9784044083144
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 288
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 11.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

柳田国男南島研究の原点

南の島々にこそ日本文化の源流があるのではないか。大正九年、九州・沖縄諸島を旅した柳田は、歴史と現実との間を行き来しながら発見を繰り返す。日本民俗学における南島研究の意義をはじめて示し、最晩年の名著『海上の道』へと続く思索の端緒となった紀行文。
解説・牧田茂、山折哲雄

著訳者プロフィール

●柳田 国男:1875年、兵庫県生まれ。東京帝国大学法科大学卒業後、農商務省に入り、法制局参事官・貴族院書記官長などを歴任。35年、民間伝承の会(のち日本民俗学会)を創始し、雑誌「民間伝承」を刊行、日本民俗学の独自の立場を確立する。62年没。

目次

 自序

海南小記
一 からいも地帯
二 穂門の二夜
三 海ゆかば
四 ひじりの家
五 水煙る川のほとり
六 地の島
七 佐多へ行く路
八 いれずみの南北
九 三太郎坂
十 今何時ですか
十一 阿室の女夫松
十二 国頭の土
十三 遠く来る神
十四 山原船
十五 猪垣の此方
十六 旧城の花
十七 豆腐の話
十八 七度の解放
十九 小さな誤解
二十 久高の屁
二十一 干瀬の人生
二十二 島布と粟
二十三 蘆苅と竈神
二十四 はかり石
二十五 赤蜂鬼虎
二十六 宮良橋
二十七 二色人
二十八 亀恩を知る
二十九 南波照間
与那国の女たち
南の島の清水
炭焼小五郎が事
阿遅摩佐の島
付記
注釈
解説  牧田 茂
新版解説  山折哲雄