- ISBNコード
- 9784047035423
- レーベル
- 角川選書
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 127 × 190 × 11.0 mm
- 総ページ数
- 192ページ
日本初の国語辞典『言海』の真価と功績を明らかにする
〈目次〉
序章
漱石の日本語
明治期の日本語を理解するために
『言海』歓声の祝宴
第一章 大槻文彦と『言海』
草の葉に積もった露が言葉の海となる
始まりは英和対訳辞書だった
「かなのとも」結成
『言海』ができるまで
トラブル続きの難事業
第二章 『言海』の特徴
いろは順から五十音順へ
『言海』が掲げる五つのポイント─ 発音を表示する
促音・拗音なども明示
語源について
和語と漢語との差別化─活字を使い分ける
漢語を和語で説明している見出し項目
『言海が見出し項目とした語
包括的な「日本普通語の辞書」
稿本『言海』との対照─大幅に削られた漢語
削除された見出し項目
第三章 見出し項目と語釈から『言海』をよむ
大槻文彦の「古語」
「古語」と漢用字
明治二十四年の「俗語」
少ない外来語
『吾輩ハ猫デアル』の外来語
「~ニ同ジ」とある見出し項目
見出し項目が漢語の場合
語釈にみられる振仮名の機能
語釈に使われている漢語
第四章 明治の日本語と『言海』
明治における「語の一般的な書き方」
森鴎外『舞姫』の場合
「概略」は「ガイリャク」か?
「ヒゴロ」をどう書くか
「交際」は「コウサイ」か、「ツキアイ」か
北原白秋は「言海」をみていたか?──『邪宗門』の表記
『雑字類編』という辞書
詩的言語における表記の位置づけ
三点リーダを幾つ並べるか?
暗と闇
『言海』から窺われる和語と漢語との結びつき
語釈の「堂々巡り」
漢語の類義語のゆくえ
第五章 『言海』をライバル視した山田美妙『日本大辞書』
山田美妙の『日本大辞書』概観
『言海』をライバル視
『日本大辞書』は『言海』のイミテーションか
振仮名の機能
文専用・言専用
『言海』と『日本大辞書』─古語・癈語について
方言・俚語について
終章 『言海』の評価
参考文献
あとがき
序章
漱石の日本語
明治期の日本語を理解するために
『言海』歓声の祝宴
第一章 大槻文彦と『言海』
草の葉に積もった露が言葉の海となる
始まりは英和対訳辞書だった
「かなのとも」結成
『言海』ができるまで
トラブル続きの難事業
第二章 『言海』の特徴
いろは順から五十音順へ
『言海』が掲げる五つのポイント─ 発音を表示する
促音・拗音なども明示
語源について
和語と漢語との差別化─活字を使い分ける
漢語を和語で説明している見出し項目
『言海が見出し項目とした語
包括的な「日本普通語の辞書」
稿本『言海』との対照─大幅に削られた漢語
削除された見出し項目
第三章 見出し項目と語釈から『言海』をよむ
大槻文彦の「古語」
「古語」と漢用字
明治二十四年の「俗語」
少ない外来語
『吾輩ハ猫デアル』の外来語
「~ニ同ジ」とある見出し項目
見出し項目が漢語の場合
語釈にみられる振仮名の機能
語釈に使われている漢語
第四章 明治の日本語と『言海』
明治における「語の一般的な書き方」
森鴎外『舞姫』の場合
「概略」は「ガイリャク」か?
「ヒゴロ」をどう書くか
「交際」は「コウサイ」か、「ツキアイ」か
北原白秋は「言海」をみていたか?──『邪宗門』の表記
『雑字類編』という辞書
詩的言語における表記の位置づけ
三点リーダを幾つ並べるか?
暗と闇
『言海』から窺われる和語と漢語との結びつき
語釈の「堂々巡り」
漢語の類義語のゆくえ
第五章 『言海』をライバル視した山田美妙『日本大辞書』
山田美妙の『日本大辞書』概観
『言海』をライバル視
『日本大辞書』は『言海』のイミテーションか
振仮名の機能
文専用・言専用
『言海』と『日本大辞書』─古語・癈語について
方言・俚語について
終章 『言海』の評価
参考文献
あとがき