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古田織部の正体
9784044092115
古田織部の正体
著者:
矢部 良明
924
円(税込)
発売日
2014年08月23日
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ISBN コード : 9784044092115
サイズ :文庫判 総ページ数: 256
商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.0 mm
※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
謎多き「へうげもの」。織部は何をなし、どう生きたか、その実像に迫る!
戦国武将・大名として信長・秀吉・家康の3人の天下人に仕え、「へうげもの」(剽軽な物)をとりこんで乱世を生きた古田織部。その名は「織部焼」として世に知られるが、実際に何をなした人物だったのか謎も多い。千利休の跡を継ぐ茶の湯の天下一宗匠として、慶長年間の茶の湯を変革。斬新・豪放な造形の織部焼をコーディネートし、新奇の流行を巻き起こした茶人・織部に焦点を結び、桃山文化を演出した奇才の実像を活写する。
著訳者プロフィール
●矢部 良明:1943年生まれ。東北大学文学部美術史科修了。東京国立博物館工芸課長、同考古課長、郡山市立美術館長を経て、人間国宝美術館長。『角川日本陶磁大辞典』編集代表をはじめ、『千利休の創意』『茶の湯とやきもの』『武将茶人上田宗箇』など著書多数。
目次
はじめに
第1章 古田織部の生き方
1 エピソードで探る織部の評判
2 茶の湯宗匠スターダムに昇る
3 ファッションを追い風に捉える
4 寂の美学と織部
5 二足の草鞋をはいた天下一宗匠
6 名物と創作物の狭間にあるジレンマ
第2章 古田織部の指導力
1 古田織部の指導力
2 織部の創造力の拠り所
3 時の人たちをつかむ「時の人」
4 流行の茶の湯
第3章 織部と創作陶芸
1 古田織部と新作茶陶
2 唐津焼をめぐる織部の役割
3 織部と高麗茶碗
4 織部と伊賀焼
5 織部と備前焼
6 織部と美濃焼
第4章 茶道具に注がれた織部の創意
1 ケース・バイ・ケースの創意
2 茶碗に示す織部の個性
3 唐物茶入「勢高」が暗示するところ
4 古瀬戸茶入の立役者
5 今焼茶入を登用する
6 茶入の仕服を取り外す
7 唐物墨跡と織部
8 やきものの掛花入に心を寄せる織部
9 水指の造形美を強調した織部
10 創作香合に光をあてる織部
11 当意即妙の見立て道具、花入と釜
第5章 織部の茶の湯変革
1 食器革命と織部
2 創作食器と酒器
3 器と料理の数を増やす織部会席
4 意表を衝く釣棚飾り
5 関心を集める織部の点前
おわりに──武家式正の茶の湯の創始者でもあった織部
あとがき──文庫化にあたって
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謎多き「へうげもの」。織部は何をなし、どう生きたか、その実像に迫る!
戦国武将・大名として信長・秀吉・家康の3人の天下人に仕え、「へうげもの」(剽軽な物)をとりこんで乱世を生きた古田織部。その名は「織部焼」として世に知られるが、実際に何をなした人物だったのか謎も多い。千利休の跡を継ぐ茶の湯の天下一宗匠として、慶長年間の茶の湯を変革。斬新・豪放な造形の織部焼をコーディネートし、新奇の流行を巻き起こした茶人・織部に焦点を結び、桃山文化を演出した奇才の実像を活写する。著訳者プロフィール
目次
第1章 古田織部の生き方
1 エピソードで探る織部の評判
2 茶の湯宗匠スターダムに昇る
3 ファッションを追い風に捉える
4 寂の美学と織部
5 二足の草鞋をはいた天下一宗匠
6 名物と創作物の狭間にあるジレンマ
第2章 古田織部の指導力
1 古田織部の指導力
2 織部の創造力の拠り所
3 時の人たちをつかむ「時の人」
4 流行の茶の湯
第3章 織部と創作陶芸
1 古田織部と新作茶陶
2 唐津焼をめぐる織部の役割
3 織部と高麗茶碗
4 織部と伊賀焼
5 織部と備前焼
6 織部と美濃焼
第4章 茶道具に注がれた織部の創意
1 ケース・バイ・ケースの創意
2 茶碗に示す織部の個性
3 唐物茶入「勢高」が暗示するところ
4 古瀬戸茶入の立役者
5 今焼茶入を登用する
6 茶入の仕服を取り外す
7 唐物墨跡と織部
8 やきものの掛花入に心を寄せる織部
9 水指の造形美を強調した織部
10 創作香合に光をあてる織部
11 当意即妙の見立て道具、花入と釜
第5章 織部の茶の湯変革
1 食器革命と織部
2 創作食器と酒器
3 器と料理の数を増やす織部会席
4 意表を衝く釣棚飾り
5 関心を集める織部の点前
おわりに──武家式正の茶の湯の創始者でもあった織部
あとがき──文庫化にあたって