- ISBNコード
- 9784044092177
- レーベル
- 角川ソフィア文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 12.5 mm
- 総ページ数
- 320ページ
『石城日記』で読み解く幕末日本の武士の暮らしと住まい
幕末の暮らしを忍おし藩の下級武士が描いた『石城日記』。家族や友人、寺の和尚や料亭の女将たちと仲睦まじく交わり、書を読んで歌を唄い、食や酒を大いに楽しむ。家族団欒、褌一丁での読書、素人歌舞伎などの描写は、飄々とした作者の人柄がにじみ出ており、思わず吹き出すような滑稽味にも溢れている。封建的で厳格な武士社会のイメージを覆し、貧しくも心豊かな人生を謳歌した下級武士たちの、真の日常生活がわかる貴重な記録。
目次
まえがき
一 石城の七日間
二 石城たちが暮らした城下町
三 自宅の風景
四 下級武士の友人宅の風景
五 中級武士の友人宅の風景
六 中下級武士の住まい
七 寺の風景
八 酒店と料亭の風景
九 世相と時代
十 ふたたび自宅の風景
あとがき
一 石城の七日間
二 石城たちが暮らした城下町
三 自宅の風景
四 下級武士の友人宅の風景
五 中級武士の友人宅の風景
六 中下級武士の住まい
七 寺の風景
八 酒店と料亭の風景
九 世相と時代
十 ふたたび自宅の風景
あとがき