日本の色を知る

日本の色を知る

日本にはこんなに豊かな色彩があった!
定価: 1,166円(税込み)
発売日:2016年03月25日
化学染料を使わずに天然素材で糸や布を染めていた時代、日本人はどのように色と付き合っていたのか。季節を写す色を解説しつつ、紅花、藍、刈安などによる古法の染色法にもふれ、古来の色彩感覚を甦らせる。著者の工房で染められた、十二ヶ月を象徴する美しい布や、江戸時代の色帖などもカラー写真で紹介。
  • ISBN コード : 9784044000127
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 240ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 13.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●吉岡 幸雄:1946年生まれ。染織史家。「染司よしおか」五代目当主。「植物染」を専門に、日本の伝統色の再現に取り組む。東大寺、薬師寺など寺社行事に用いられる道具や装束などを制作。平成21年京都府文化賞功労賞。平成22年日本古来の染色法による古代色の復元、寺社等の伝統行事、国文学、国宝修復など幅広い分野への貢献が認められ、第58回菊池寛賞。「日本の色辞典」「源氏物語の色辞典」「王朝のかさね色辞典」(いずれも紫紅社)「日本人の愛した色」(新潮選書)「日本の色を染める」(岩波新書)など著書多数。

目次

はじめに     
和を尊ぶこころ

第一章 日本の伝統色   
初春の彩り1 梅の色香  /初春の彩り2 桃 /初春の彩り3   /柳色のうつろい
春の彩り1 桜色に衣はふかく / 春の彩り2 桜から山吹へ /春の彩り3 藤の紫
初夏の彩り1 紫の花のとき / 初夏の彩り2 夕 顔 /初夏の彩り3 紅 花
夏の彩り1 卯の花の白さは… /夏の彩り2 撫子 / 夏の彩り3 桔梗
晩夏の彩り1 秋風に揺らぐ女郎花 /晩夏の彩り2 青柿の実るころ
秋の彩り1 菊の花の香るころ / 秋の彩り2 紅葉 /秋の彩り3 空五倍子より色をいただく
晩秋の彩り1 散りゆく紅葉 /晩秋の彩り2 支子の実の色づくころ
冬の彩り1 雪 /冬の彩り2 枯れた蓮から生まれる色  /冬の彩り3 松

第二章 千年の色 天然色を染める 
「古き」に学ぶこと多く   
美しい色には「灰」が必要
自然を巧みに利用する技術
インド藍はヨーロッパ人のあこがれ
世界のひとびとに愛された藍
藍は世界の人類共通の色なのである
日本の藍の歴史
色彩と階級性の話
天子の色と禁色

第三章 季の花色 (二十四節気にちなんで) 
立 春  柳色の移ろい/ 雨 水  土筆出づるころ/啓 蟄  桃の雫 / 春 分  二たび、三たびの桜/清 明  桜は人の手によって /穀 雨   山吹の黄の鮮烈 /立 夏  ─新緑と、なお紫 /小 満  萌えいづる彩り/芒 種  淡紫の色香 /夏 至  夏なかばの半夏草/小 暑  苔のむすまで /大 暑  涼を呼ぶ 撫子 /立 秋  すすきに、葦に立秋を見る/処 暑  風にゆらぐ秋草 /白 露  白雲に輝る淡紫 /秋 分  菊花へつなぐ 「秋分」のころ/寒 露  栗の落ちるころに/霜 降  麗しい天空の湿り/立 冬  紅葉の赤く染まるのを待つころ/小 雪  彩りのない中に/大 雪  雪は月と花よりも麗し/冬 至  柚子の色香/小 寒  寒椿の彩りを愛でて/大 寒  寒中にもわずかな彩り


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