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万葉歌を通じて、万葉びとの豊かな感情の動きを読み解く
恋に生きる素晴らしさと怖さを悟り、それを笑う余裕を持っていた万葉びと。彼らは「心」をどのように理解していたのだろうか。男女の愛における嫉妬と裏切り、ユーモア、別れの悲しみ、怒り……現代にも通じる、喜怒哀楽の感情を詠んだ歌からは、千年以上も前の万葉びとの、日本人らしい自然で素直な心の綾を感じることができる。遺された多くの万葉歌を通じて、生きる喜びにあふれた万葉びとの豊かな感情の動きを読み解く。『万葉にみる男の裏切り・女の嫉妬』を改題。著訳者プロフィール
目次
第一章 万葉びとの喜び
一 藤原鎌足の喜色満面
二 雪にはしゃぐ万葉びと
三 恋人がやってくる!
第二章 万葉びとの怒り
一 つばを吐いて怒り、そして呪う姫
二 皇后はどうしてそんなに怒ったのか
三 金しだいの世の中
四 嫉妬と怒りと
第三章 万葉びとの哀しみ
一 フラレ虫の歌
二 聖徳太子のかなしみ
第四章 万葉びとの楽しみ
一 郊外で楽しむ
二 宴会で楽しむ
エピローグ 感情表現の歴史
文庫版あとがき