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刀 KATANA ジャパノロジー・コレクション

1,012円(税込)
在庫切れ
発売日2016年02月25日
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  • ISBN コード : 9784044000004
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 184
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

見る楽しみ 知る楽しみ 知られざる 日本刀の世界

戦の道具としての使命をもちながら、観るものの心をとらえる不思議な力を帯びた刀。
上古、大陸から伝来して以来、日本刀という独自の美意識はどのように生じ、現代までいかなる展開を遂げたのか。
正宗や虎徹をはじめとする名工の作風を味わうポイント、そして「名刀」の条件とは何か――。
数々の名品を生んだ日本刀剣史の基本から、現代の刀匠の仕事場、信仰や儀礼、文化財といった視点まで。
奥深き刀剣の世界へ、研究の第一人者が多彩な作品写真とともに誘う。

著訳者プロフィール

●小笠原 信夫:1939年、東京生まれ。東京国立博物館名誉館員。62年に早稲田大学を卒業後、財団法人日本美術刀剣保存協会に勤務。67年から東京国立博物館に勤務し、主任研究官、刀剣室長、工芸課長などを歴任した。数多くの展覧会を企画したほか、『日本刀 日本の技と美と魂』『名刀虎徹』(文春新書)、『日本刀の鑑賞基礎知識』(至文堂)などの著書がある。

目次

はじめに

第一章 名刀とは何か?

 「一国に換えても手放さない」
 名刀と愛刀

第二章 日本刀誕生――上古から平安時代

 大陸から日本へ
 太刀、登場

第三章 武士と太刀の時代へ――鎌倉時代

 胎動する新様式
 元寇の脅威

第四章 動乱の造形――南北朝、室町時代

 南北朝の動乱
 打刀の発展

第五章 新刀の時代――桃山から江戸幕末まで

 戦国の美
 太平の世へ
 武士の時代の終焉
 明治以降の刀剣界

第六章 刀剣の匠たち

 刀剣を鍛えるということ

 おわりに


コラム

 大和五鍛冶
 刀剣と祈り
 二大作風、江戸か大坂か
 刀身彫刻
 刀剣と儀礼