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おばあちゃんの絵手紙は、眠っている心を覚まして生きる力を与え
中学生の孫の態度がガラッと変わり、不思議に思っていたら、孫の机の前におばあちゃんの絵手紙が貼られていた…。絵手紙は生きている。眠っている小さな心を覚まして生きる力を与える不思議な力があるのです。著訳者プロフィール
1936年生まれ。79歳。裁判官の父の転勤により、旧満州新京市で育つ。10歳で終戦。引き揚げの苦難を経験。開業医の夫と13年前に死別。泣き暮らしていたが、丸亀城の桜の美しさに魅せられてスケッチを始める。お城で絵を描く十河さんの周りに人が集まるようになり、よもやま話をするうちに、この場は「お城サロン」と、十河さんは「お城のおばあちゃん」と呼ばれるようになる。請われて絵手紙をプレゼントすると、そこに添えられたさりげない言葉に胸打たれる人が続出。この活動を12年続けている。年間の訪問者は1万人を超える。