- ISBNコード
- 9784041036228
- レーベル
- 角川文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 14.5 mm
- 総ページ数
- 384ページ
乱歩賞作家が全身全霊を注いだ、親子の絆を問う社会派ミステリ!
夏の猛暑日、京都市左京区で女性の扼殺体が発見された。被害者は藍染作家・由良美津子、38歳。締められた美津子の首筋には、藍色の染料が残っていた。時を同じくして、別の殺人事件で逃走していた指名手配犯が北九州市で逮捕されたという一報が入る。犯人の佐伯は京都に住んでいた20年前に婦女暴行を重ね、美津子もその被害者のひとりだった。京都府警刑事部・捜査一課のキャリア刑事・大橋砂生が捜査を進めると、美津子の周辺で目撃されていた怪しい男の存在が浮上する――。