天野可淡 復活譚
没後25年、伝説的存在であり続ける人形作家の、最新撮り下ろし写真集。
写真:
片岡 佐吉
定価:
3,080円(税込み)
発売日:2015年12月16日
- ISBN コード : 9784041037287
- サイズ : B5判 総ページ数: 80ページ
- 商品寸法(横/縦/束幅): 182 × 257 × 11.5 mm
- ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●片岡 佐吉:人形蒐集家、写真家。1978年、札幌で「人形屋佐吉」を開店。84年、表参道モリハナエビルに表参道店を開店し、全国各地で人形展覧会を開催。2001年、東京御徒町に人形博物館「マリアクローチェ」をオープン。03年に渋谷へと場所を移し、「マリアの心臓」へと生まれ変わる。多数の人形展、絵画展開催。11年に閉館後、15年、京都大原に再び「マリアの心臓」をオープン。写真集に『幻日(まほろび)の少女』『人形姫』『震える眼蓋』『人形月』『桜子と市松人形たち』『トゥーランドット姫とアンティークビスクドールたち』。
「情熱的で耽美で、大地から呻き上がるような存在感。人に愛される人形よりも人を愛する人形を――。可淡人形は、その願いを込められてこの世に生まれた。人の心の底をえぐりとる可淡人形たちの棲み家が、ここにある。」
人形蒐集家・写真家 片岡佐吉
「人形は虚ろ。虚ろであるからこそ、それは見る者・撮る者の精神からさまざまな想いを吸収し、さまざまな“物語”をこの世に現出させるのである。」
綾辻行人(巻末エッセイより)