米原万里ベストエッセイI

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米原万里ベストエッセイI

704円(税込)
発売日2016年04月23日
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  • ISBN コード : 9784044000752
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 224ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 9.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

没後10年、初のベスト集。読者を愉しませる天才・米原ワールド決定版!

「つくづくこの人にはかなわない」――池澤夏樹(本書解説より)

「モノ心ついてからというもの、まずなりたくなったのは紙芝居屋さん、そのあとバスの車掌さん、童話の本を読めばお姫さまになりたくなったし……」
ロシア語通訳として活躍したのち作家に転身、抜群のユーモアと毒舌で愛された米原万里。
通訳時代の悲喜こもごもで笑わせつつ、政治の堕落ぶりを一刀両断。惜しもげなく披露する下ネタには誰もが脱帽!
56歳で早逝するまでに残した珠玉のエッセイから選りすぐる、初のベスト集。

著訳者プロフィール

●米原 万里:1950年東京生まれ。作家。在プラハ・ソビエト学校で学ぶ。東京外国語大学卒、東京大学大学院露語露文学専攻修士課程修了。ロシア語会議通訳、ロシア語通訳協会会長として活躍。『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(角川文庫)ほか著書多数。2006年5月、逝去。

目次

目次

トルコ蜜飴の版図
方言まで訳すか、訛りまで訳すか
ムスチスラフ・レオポルドビッチ・ロストロポービッチ
食べずにはいられない
遠いほど近くなる
自由という名の不自由
フンドシチラリ
多数派シンドローム
「甘い言葉には裏がある」
卵が先か、鶏が先か
美女の基準
手は口ほどにモノをいい……
通訳=売春婦論、もう一つの根拠
何でもプール
北風と太陽
打ちのめされるようなすごい小説
ガセネッタ・ダジャーレとシモネッタ・ドッジ
美しさに惑わされるな
アルバイトがアルバイトを紹介する法則
壺 算
反日感情解消法
台風一過
四〇年来の謎
望郷指数
バグダッドの靴磨き
解説 池澤夏樹
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